アルレシオ公国編 第9章 彼女の望み、彼の選択

GM:一方!VSネヴィル組!セットアップ&行動値!
行動値60!そして、やっと専用ソニック発動!

《狩人の加護》 必要行動値:50以上 対象:自身 射程:−
このターン、ネヴィルの放つ<神弾>が対象に命中しても
このターンの最後に対象となったものへ《神弾の射手》を放つことが可能となる。

サクス:やばいぜ!死ぬるぜ!ってここにきて(笑)
行動は10・2・7で36(笑)

アルジェント:これはまあ、使うしかないかな。セットアップで≪アクセス≫使用。
9・4・2で42。再生法使用。

GM(ネヴィル):「いくぜ!これがオレの最後の力だ!お前らに全部ぶつけてやるよぉ!!」
ではネヴィル先行で行きます!「いくぜ!神弾っ!!」二人へ命中47です!

サクス:フィールドは解除されてるんだよね?(笑)

アルジェント:うん。

サクス:じゃあ<相打ち>でいきますねー♪

アルジェント:こちらは<月下鏡水>使用。
9・8・3でフォーチューン出た。命中51で成功。神弾を投げ返すぞ。

GM:了解です(笑)。サクスへは攻撃78点!
「く…!さすがにそっちの小僧にはオレの神弾はすでに見切られている、か…」

サクス:おひゅん(笑) ハイポーションがあるからここを意地で耐えるか!
この攻防でFPが1点来るのを願う!
「おおおお!!!」背中を赤く発光させ、神弾を正面から受け止めます!
<緋翼の紋章>を使用し9・8・5・6!5点ダメージで防ぎました(笑)

GM:おお!(笑)
「ぐッ!サクスッ!!」自らの渾身の一撃を込めた神弾を防がれ
ネヴィルは無念のほぞを噛む。HPいくらになった?(笑)

サクス:残り6点(笑)

アルジェント:今の出目次第では死んでただろう…。

GM(ネヴィル):「……は、やっぱ…かなわねぇか…」
ネヴィルは自分の放った神弾を君に最小限と止められ、そして迫る君の刃を見てそう呟く。
「さすがだぜ…サクス=一刀。だがオレも最後の瞬間まで諦めはしねぇぞッ!!」
と言う訳でサクスのカウンター攻撃どうぞ!

サクス:「お前の志、しかとこの身で受けた!今度は…俺の番だ!」

GM(ネヴィル):「来いよ!受けてやるさ!!」

サクス:ダブルクリティカルきた!(笑)
5・10・10で更に<騎士の輝き>を追加!
3でダブルフォーチュン!振り足しは7・9で、合計99点!!(笑)

GM:おおお!(笑)
君の放った一閃にネヴィルは真っ向から対峙する。
「うおおおおおおおおおおおっ!!サクスッ!!!」
だが彼は元々“射手”としての騎士。
君の刃に敵うはずもなく、その身に大いなる傷を刻まれる。
“ずばああああああああんっ!!!”

サクス:「ふはっ、俺の剛刀を正面から受け止めるとはなッ!
騎士としての姿勢に賞賛を送らせてもらう!!」

GM(ネヴィル):「――がッ!!」
血を吐くが、それでもなおネヴィルは倒れない。
「へ…言っただろうが…オレは最後まで戦い抜くってな…!
限界だろうが何だろうがかまわねぇ…オレのオレ自身の命の限界はオレが自分で選ぶ!!」

サクス:「ああ、お前がそれを望むのなら、俺はそれを最後まで見届けてやる!!」

GM:では、ターンはアルジェント!
一目でも分かる、ネヴィルの傷は間違いなく重傷。そして奴の命もまた僅かであろうことも。

アルジェント:「限界ならば限界を受けとめ、自分が使われているのならば
使われている自分を受けとめる。それがお前か。何に対しても背を向けないのは確かに騎士だ。
ならば受けろ!貴様に対するこの一撃を!」<睡蓮><双翼>で攻撃。睡蓮だけHP消費。
おっし、上手いこと二回目でフォーチューンが出たぜ。8・8・3で命中50。

GM:OK!あたりです〜!威力どうぞ!

アルジェント:10・3・8で90点だ。

GM:君の放った一閃、それはネヴィルを貫く。
その一閃は間違いなくネヴィルを戦闘不能に追い込んだ。
普通ならばそこで彼の意識も消えるだろう。だが、彼は意識が消える瞬間に思い出す。
“あの男”かつての同胞にして自らよりも遥か圧倒的存在、果て無き混沌を纏った男が言った言葉を。

−  お前はもう終わっているんだよ。ネヴィル −

GM(ネヴィル):「…ああ……確かにオレは…もう終わっている……だがな――ッ!」
ネヴィルは倒れる寸前に踏みとどまった。
そしてその手には再び神弾を構成する。だが、今の彼にはそれを投げる力すらも残っていない。
「オレは……!」

「オレは聖十騎士団第五騎士…ネヴィル=ザラスタンだあああああああッ!!!」

GM:特攻。ネヴィルは神弾を手にサクスへ向け駆ける。
それはまさに彼の己自身をかけた最後の攻撃。

サクス:「ほう…!」

GM:一応、ターン的にはサクスのターンですが
もはや、ネヴィルのHPは文字通り、一撃入れば終わる領域なので
イベント演出で締めちゃって下さい(笑)

サクス:「来い聖十騎士団・第五騎士ネヴィル!
俺のこの身でこの体で、お前の命を受け止めてやる!!」
両手を広げ、体中の力を振り絞りそれを受け止めます!

GM(ネヴィル):「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
君の眼前にてゼロ距離至近で放たれる神弾!

サクス:「おおおおおッ!!!」
全身から紫電が走り、膨れ上がる肉体。爆風に当てられ、歪むシルエット。

GM:だが、君はそれを全て受けきった――。
「……これがオレの限界、か」

サクス:「終わりだ、ネヴィル――」両手を広げ仁王立ちしたまま、小さく語りかけます。

GM(ネヴィル):「……ああ…だが…悔いは、ないぜ…。オレは最後まで…騎士として、戦った…」

サクス:「ああ、誇り高き聖十騎士団・第五騎士だった」

GM(ネヴィル):「…サクス―――」
最後にネヴィルは君の名を呼び。

「……ヴァルターの事……すまなかった、な…―――」

その最後の詫びの台詞と共に。
サクスの刃は振り下ろされ、ネヴィル=ザラスタンは騎士として、ここに斃れた―――。

サクス:見ると剣の一部が焼け爛れ、紅く刀身が染まっています。
「……銘刀・皇。ネヴィルの血を、肉を、神弾を、その身にしかと刻み付けたか」

アルジェント:まさかとは思ったがやっぱり皇だったか。

――そうして一つの戦いは幕を閉じた。

◆  ◆  ◆

GM:行動値&セットアップを!

ディゼル:34です。

アゼル:セットアップは無し、行動値は42。

GM:フェティは行動値33。ではアゼルから〜。

アゼル:…今眼前の騎士の意識はディゼルに向いている。
自分ならばその首を容易に落す事が出来るだろう。
そう思い、剣を掲げ、鞘に収めた。
「私には関係の無い戦いですからね、勝手にやって下さい」

GM:まさかの観戦モード?!戦わないのかよ?!(笑)

ディゼル:さっきから言ってたから想像ついてたお。でもひどいお。

アゼル:言い放ちぷいっと横を向く。待機。

GM:ではディゼル(笑)

ディゼル:さきの一撃で致命傷をうけたフェティに、いう。
「…汝、過去に縛られることなかれ、過去に縛られるは永遠不成。
汝、亡人に囚われることなかれ、死した人に囚われるものは、現世往生せず。
――俺と同じ大切な人を失ったあなたには死んだ人のことを引きずるよりも
今、このときに、大切な人を見つけて欲しかった…。
でもこれは単なる俺の価値観だ。やっぱり、相入れることは無理なのかもな…」

GM(フェティ):「…私はディゼル、貴方のように強くはなれなかった……
私にはあの人がとても大切だったから。そして蘇らせる事が可能と知ったから私はここにいるんです。
貴方が私を本当に止めたいというのなら!貴方の全身全霊で止めてみせてください!」

ディゼル:「あぁ…それがあんたを絶望の淵から救う光だったんだろうな。
俺を救う出会いが俺にあったように、あんたにはそれこそが希望だったんだ。
…だけど、それじゃあ、あんたが強くなることができないから。
いや、これも偽善だな…。わかった、あんたを全力で止めて見せる」

GM(フェティ):「ええ…見せてください。貴方の力、貴方のその意志を!」

ディゼル:<大いなる軍勢>命中は41です。

GM:あたりです!

ディゼル:攻撃値は64です〜。

GM:君の一撃はフェティを切り裂く!
それはまさにフェティを戦闘不能直前まで追い込んだ。
だが、フェティは自分が追い詰められているというのにその顔には笑みを浮かべていた。
「見事です、ディゼル…。ですが、切り札を隠していたのは貴方だけではありません」

サクス:最後の泉がここでくるのか(笑)

ディゼル:アゼルさんがとどめ刺しとけばこんなことにならなかったのに(笑)

GM:その瞬間、彼女を中心に存在した泉が!大いなる渦を巻き始める!
「これが私の称号能力――最後の泉!」

《水を司る者・滅泉》 タイミング:メジャー 対象:射程内の任意 射程:使用者を中心に半径50m
“水を司る者(アナーヒター)”が持つ称号能力。四つの泉の一つ。
対象に「命中値:海鳴値+20 攻撃値:海鳴値+25」の海鳴攻撃を与える。
この攻撃で1点以上のダメージを受けた対象は「毒」のバットステータスを受ける。
またこの《滅泉》を使用したターンは他の《水を司る者》は使用できない。

サクス:うおおおおお!これ死ぬる(笑)

ディゼル:これ俺だけ?アゼルには当たらないの(笑)

GM:命中65で、なんと驚きアゼルも対象内(笑)

アルジェント:壁によりかかっているところへざっぱーん。

ディゼル:28でめーちゅー☆

アゼル:回避は10、3、4、振り足しで10、さらに1、合計66だわ。

ディゼル:避 け ん な(笑)

アゼル:(…やれやれ) 剣を地面に突き立てた瞬間水面に波紋が生じる。
「…私は暴力嫌いですからね」

GM:えーと。ではディゼルにのみダメージを(笑)
海鳴の61点です。

ディゼル:やっべ、普通に降ったらジャストで奇麗に死ねるんだが。
じゃあ片方FP使って振り直しで、えっと残りHPが5に(笑)

GM:では、滅泉を受けきった君へフェティは宣言する。
「まだ、終わりではありません!斃れて!ディゼル!!」
それは滅泉に含まれた毒の宣言!毒ダメ「6」点ですが
PLがフォーチューン1点つかえば私も振りなおし出来ますので(笑)

アゼル:じゃあ、俺が使おう。

この後、アゼルによるFPにより振りなおしをするも逆に毒のダメージは増加し
FPによる振りなおしを使えば使うほど、毒ダメが増加すると言う
泥沼にはまり、数回ほどPLからのFPによる振りなおしを行い、そして――

GM:おお!ようやく毒ダメを2点に抑えたぞ!

サクス:キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ

GM(フェティ):「……馬鹿…な…」
殺したと言う確信、それがフェティにはあった。
だが運命の加護によりディゼルは立っていた。

アゼル:密かに指を傷つけ毒泉に“血”を混ぜていた。
神どころか魔人すら彼に味方している。ゆえに彼が倒れるはず等、無い。

GM(フェティ):「…なるほど…貴方の加護ですか…」
彼女はディゼルの後ろに立つアゼルを見て呟く。

アゼル:「…さぁ、何の事でしょう?」

GM:では最後のターンと行きましょう!

ここでフェティの先行となるが彼女が放った水の天術を
ディゼルは完全に防ぎきり、続いてディゼルの反撃が訪れる。

ディゼル:フェティの攻撃を真正面から受けつつも、ディゼルは
かるく上体を揺るがせただけで、運命の保護を受けなお立ち続ける。

GM:もはや眼前のフェティはその全ての力を使い果たし息も上がっている。
次に君の一閃が通れば、彼女は倒れる。

ディゼル:命中は39!

GM:命中です。威力をどうぞ!

ディゼル:41で!

GM:君の一閃。それはガードを行おうとしたフェティの僅かな隙間を縫って放たれた。
君の刃をフェティを斬り、彼女の身体はゆっくりと君の眼前に倒れていく。
その時の彼女は安堵とも悲しみともとれる表情を浮かべて一言を言って斃れる。

「―――姉さん……」

そして、ここに戦いは決した。


 
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