アルレシオ公国編 第3章 魔人達の狂宴

<アルレシオ公国>編
◆ミドルシーン2 〜作戦、奪い返す者達〜
GM:君達が連れてこられたのは街外れの教会の地下。
そこには数十人達の騎士団達が広い空間で各々の武器を磨いていた。
間違いなくここにはこの公国を取り戻すべく、この国本当の騎士団達が集っていた。

アルジェント:「思ったよりいるものだな…」

GM(クロード):「ここが私達のアジトです。奴らもまさか教会の下が
アジトになってるとは思ってなかったんでしょう、未だここは知られていません」

アゼル:「この国でこの教会程安全な場所はありませんね」

GM(クロード):「そういう事ですね。それでは皆さんこちら」
と案内されたのは作戦司令室。
そこでクロード・アゼル。そして君達三人がテーブルを囲み座ることに。

アルジェント:お、他の幹部とかはいないんだ。

GM(クロード):「改めて自己紹介を私がここの指導者の一人、クロード=マンデスです」
そうだね、指導者はクロードとアゼルでやってたから(笑)

アゼル:「実質クロード神父がここの長ですね」

アルジェント:「アルジェントだ」

ディゼル:「僕はディゼルっていいます」

サクス:「サクスだ、よろしく頼む」

アゼル:目の前の三人を“視”る。
「(…ふむ、『眠り』の使い手に『御同輩』…もう1人は……成程ねぇ)」
「申し送れました。私は聖皇騎士団副団長を務めております、アゼルです。
とは言え今はただのお尋ね者ですがね」 困ったように微笑む。

ディゼル:もう1人は……欲情チェリーねぇ(一同笑)

GM(クロード):「では、自己紹介も済んだところで早速本題に入りましょう。
すでに知っていると思いますが、我々の目的は一つ。
現在のこの公国の支配者・“暴君”ジグードを討つのが目的です」
とここでクロードは現在の公国の現状を語り出す。
「数ヶ月前にこの国にを治める公爵様は一人の男と会いました。その男は聖十騎士団の一人
“人形遣い(マリオネットマスター)”クリストファー=ベルナード、と言いました。
その男に会い、公爵は突如としてアヴェスター教会の傘下に入り
この国にあの忌まわしい男を招いたのです…」 悔しそうにクロードは続ける。
「その公爵も少し前に病で倒れました。現在の指導者はジグード。
奴を倒せばこの国を取り戻すことが出来ます」

アルジェント:「聖十騎士団…。これで少なくともこの国に4人か…」

アゼル:「他にも騎士が?」

アルジェント:「ジグードとクリストファーの他にも、ネヴィルとフェティという騎士がいる」

アゼル:「随分と彼らについて詳しいのですね」 少し驚いたように。

GM(クロード):「まさかそんなにも王宮にいるとは…」 クロードは少し焦るような表情を見せる。

アルジェント:「俺の目的は奴らを一人残らず殲滅することだ。詳しくもなるさ」

GM(クロード):「…それで先程の話の続きですが。我々は今、王宮に対し強襲作戦を展開中です。
正直、この作戦は昨日までは無理と考え、諦めていましたが…貴方達が来て状況が変わりました。
まさに『機』が訪れました」

アゼル:「恥を忍んでお願いいたします。この国を救うために助力願えませんか?」

アルジェント:「目的は一致している。ここは手を組むべきだろう」

サクス:「…なるほどな。俺は構わん、どちらにせよあの小娘を連れ戻さなねばならんのだろう?」

ディゼル:「はい、僕も目的は違いますが、アリスを助けにいかなきゃいけないので」

GM(クロード):「ありがとうございます。感謝の言葉もありません。
では、作戦の概要を説明します」 と、そこで神父は現在の作戦を君達に話し始める。

「まず王宮にはそれを囲むように砦が存在し、この砦には常に騎士が滞在しており
そこから王宮に向かう敵に対応できるようになってます。
まず我々騎士団達がこの砦に一斉に攻撃を開始します」

「ついで王宮からの増援が正門より来ます。正門には橋があり、ここを通らないと砦にはいけません。
そこで陽動の迎撃部隊が王宮より来る騎士の撃退をお願いします」

「そして最後に、この教会には秘密の地下通路が存在します。
これは王宮内部に通じているものですが、上記の二部隊が行動を開始したと
同時に本命の潜入部隊がこの通路を使い王宮内に侵入、王宮最深部を目指しジグードを討つ」

GM(クロード):「これが現在、我々が展開している作戦です」

アルジェント:「なるほど、俺たちが担うのは―――」

GM(クロード):「貴方達には…二つに別れそこをお願いしたいのです。
即ち、陽動の迎撃部隊と本命の潜入部隊。それとアゼル殿には潜入部隊をお願いします。
王宮の内部は貴方が誰よりも詳しいですからね」

アゼル:「勿論です。貴方達の配置はそちらで決めてくださって構いません」

アルジェント:なるほど、ここで分岐か…。

GM(クロード):「問題は潜入部隊に貴方達の中の誰を行かせるかですが…どうしますか?」

ディゼル:「…僕は潜入のほうでいいですか?」

GM(クロード):「!ディゼル君。いいんですか?危険ですよ」

サクス:「なるほどな…しかし敵の目的は『誓いの指輪』にもある事を忘れてはならん」

ディゼル:「あいつは、アリスを連れ戻したければ王宮に来いと言ってたんです。
…確かに罠の確率は高いですけど(´・ω・`)」

GM:顔文字(笑)

サクス:ショボーン(笑)

アルジェント:このシリアスな時に。

アゼル:「わかりました。ではディゼルさんは私と共に王宮へ向かいましょう」

GM(クロード):「…それではそちらの、アルジェントさんとサクスさんは陽動をお願いできますか?」

アルジェント:「わかった。一対多の戦いにも覚えがある、問題は無い」

サクス:「…まあ、そう決まったなら仕方がない。
くれぐれも、その小僧の身を守ってくれるようお願いする」

アゼル:「それは出来ません。誰かの為に剣を持った瞬間よりその者は騎士となるのです。
彼は誰かの為に戦うと決めた。一人前の騎士を“護る”などとは失礼にあたります」

サクス:「…ほう。その意見には賛成だが、騎士にも腕の優劣が存在すること
経験の差が命の明暗を分けることもまた事実だ」

アゼル:場の空気が張り詰める。

サクス :「その小僧は確かに非凡な才を持っている。
が、心なき者の手でそれが花開くことなく損なわれる事もある。
お前は見たところ相当な熟達者だ。どうか、小僧の才を摘むことなく納めてくれないだろうか」

アゼル:「……やれやれ」

GM(遠くダグラス):「サクス…」(感動中)

アゼル:「解りました、貴方のような“騎士”に頼まれて否等言えるはずも無い。
彼の命、確かに護りましょう。この“天剣”に誓って」 剣を胸の位置で掲げ誓う。

サクス:「感謝する」

GM(クロード):「分かりました。では――」
と、ここでクロードはアルジェントとサクスだけを奥の方に呼び
二人にのみ伝えられる作戦の追加を話す。
と、ここでちょっと二人にだけの秘密の会話をします(笑)

ディゼル:ほほう(笑)

アルジェント:お、面白くなってきた。

サクス:念の込みようがすごい(笑)

GM:というわけで一旦シーンを別けますー(笑)

◆   ◆   ◆

アゼル:「ディゼルさん、でしたね」

ディゼル:「そうです」

アゼル:「攫われた方は貴方にとって大事な方なのですか?」
当然のことを聞く。

ディゼル:「…アゼルさんにとっての大事な人と
僕にとっての大事な人の定義が一致するとはかぎりません。
守りたい、救い出したいと思ってるだけじゃ大事な人とは言わないんですか?」

アゼル:「もしもその方を真に助けようとするのなら決して無理はしないで下さい」

ディゼル:「…どういうことですか?」

アゼル:「私は貴方を護ると誓いましたが、その方を助けるのはあなた自身の役目です。
先程のような無理をしては助ける事が適わないかも知れませんから」先程の騎士達との戦いの事だ。

ディゼル:「………」まぁ、言われた通りなので押し黙ろうか(笑)

アゼル:「言いたい事はそれだけです。それからこれは餞別です」とポーションなどを。

ディゼル:「…あ、ありがとうございます」とりあえず受け取ろう。

アゼル:「頑張りましょう、“勇気ある騎士”さん」

◆   ◆   ◆

GM(クロード):「先程の作戦の続きですが。最悪のケースも考慮に入れます」
とアルとサクスへの別枠による会話。

アルジェント:「まあ、当然だな」

GM(クロード):「つまり作戦が失敗したときの対処です。
作戦が失敗すればあなたたちの身体もボロボロで恐らく敵に捕まるでしょう。
その時は“抵抗せずに大人しく捕まって”ください」

サクス:「…ほう」

アルジェント:「逃がす手はずが整っているのか?」

GM(クロード):「奴らは捕まえてもすぐに殺すことは無く、公開処刑などを用意するはずです。
そして機を見て、これを使ってください」

ファルトスの奇跡 種別:道具 効果:使用することによって即座に生命力・精神力を全回復させる。

アルジェント:よかった、レトルトが出てきたらどうしようかと思った。
(レトルトも同上の効果を持っている)

GM(クロード):「これを使えば、貴方達の体力も全て回復します。ただし使用は一回だけです。
…こういう状況になれば再び敵の注意は貴方達に向かうでしょう。
再び陽動として使うようで申し訳ありませんが…」

アルジェント:「何、使えるなら何度でも使うべきだ」

GM(クロード):「そう、ですか。はは、それではよろしくお願いしますね。
本当ならそういう最悪の事態にならないことを祈っているのですが」

アルジェント:「仮にも過去に防衛線を任されたことのある身だ。そうそうヘマはしない」

サクス:「まあ、有象無象相手ならばお前の“糸”で片付くのではないか?」

GM(クロード):「分かりました。それでは作戦の方、改めてお願いを致しますね」

アルジェント:「承知した」

GM(クロード):「それとたった一人、注意してもらいたい騎士がいます。
この国に存在する“もう一人の最強の騎士”聖皇騎士団団長、別名“地剣”のジョシュア=ガーランド。
彼は天剣のアゼルさんと同等以上の腕を持ち、公国の“双剣”とまで並び称される程です。
彼にだけは用心してください。心技体、全てにおいてまさに真の騎士です」

アルジェント:「そいつもまた、聖十騎士団級か…」

サクス:「“最強”のバーゲンセールだな、この国は。だが興味深い。
出会ったら是非手合わせ願いたいものだな」

GM(クロード):「本来は彼もこのような事に加担するような人ではないのですが…。
何にしてもお気をつけ下さい」
では、こんな感じでこちらの会話は終わりでいいですかね(笑)

◆   ◆   ◆

アゼル:「さて、あちらの会議も終わったようですね。」

ディゼル:「そうみたいですね」
帰ってきた3人のほうに目を向ける。

GM(クロード):「作戦は決まりました。それでは明日決行でよろしいですか」

アルジェント:「ああ、構わない。”命令”された奴はそう長く我慢できないだろうしな」

サクス:「ははっ、まあ今日は美味いものもたらふく食べたし、その借りは返すつもりだ」

ディゼル:「我慢って…」(苦笑)
中の人は我慢できないよ。

アルジェント:それはただの性欲だ。

ディゼル:バレタカ。

おい。

GM(クロード):「では、最後にこれは私からの餞別です。全員受け取ってください」
そういって君達全員に「ハイヒーリングポーション」「ハイアルカナポーション」を一つずつ渡す。

アルジェント:わっほう!

そうして作戦会議は終了した。全ては明日に向け、戦うために――。


<アルレシオ公国>編
◆アルジェント・サクスシーン 〜偉大なる騎士〜
翌日――アルレシオ公国の王宮に爆音が響いた。
それと同時に騎士団達が叫ぶ鬨の声が王宮を護る砦にこだました。

GM(騎士団):「くぅ!教会に逆らう異端者共が!ジグード様の命令だ!全て皆殺せー!!」
砦を襲う騎士団達。そしてその騎士団達を抹殺するべてく正門より現れる公国側の騎士団達。
だが、その公国側の騎士団達は橋の前に立つ二人にその進行を邪魔される。

サクス:「…悪いな、これも仕事だ」

アルジェント:「覚悟はいいかアヴェスター教会の屑ども」
アルジェントの周囲には糸が渦巻く「さあ、対価を支払う時だ――!」

GM(騎士):「くっ!貴様たち…!クロードやアゼルの手の者か!おのれ!かかれっ!!」
一斉に襲い掛かる騎士達。だがそれもアルジェントの糸、そしてサクスの剣の前に次々倒れる。

アルジェント:「終わらぬ悪夢を見続けろ!」
アルジェントから無数の糸が放たれて、それに触れた者たちは次々と眠っていく。

GM:すでに一時間近く、正門より増援が現れている。
だというのに彼らは橋から先に通れないでいる。そう、たった二人の戦士たちによって。

GM(騎士):「こ、こいつら…本当に人間か…!」
「か、構うな!立て続けに戦えば奴らも疲弊する!そこを狙えっ!!」

サクス:「アルジェント。俺は随分と身体が丈夫でな。疲れたら俺の背中を利用しろ」

アルジェント:「疲れているのは向こうの方だろう?」
演出でHP消費で<再生の氣>を使う。わずかに受けた傷が癒えていく。

GM(???):「待て、彼らの相手は私がしよう」
そう威厳に満ちた声が広がったかと思うと正門よりこれまでと雰囲気の異なる一人の騎士が現れる。

アゼル:まさかー。

アルジェント:まあ、来るとは思ってた。

GM:その男が身にまとう白銀の鎧。そして腰にかけた剣は荘厳なる威圧を放つ栄光の証。

アルジェント:「そうか、お前が”地剣”――」

GM(ジョシュア):「卿らの戦い、しかと見せてもらった。
騎士として戦うに相応しいものへはまず名を名乗らせて欲しい。
我が名は聖皇騎士団団長。“地剣”のジョシュア=ガーランド」
そう威厳に満ちた騎士は言う。
「卿らの目的が何にしようとも。私は国に仕える身、私は私の全力を持って卿らと対峙しよう」

サクス:「サクス=一刀だ。本来なら剣客として一騎打ちを申し込みたいところだが
随分と準備体操が長かったものでな。悪いが二人がかりだ。許せよ?」

GM(ジョシュア):「ふふ、構わぬ。私も本来なら疲弊していない卿らを相手にしたかったよ」

アルジェント:「お前もアヴェスター教会に従い、その恩恵を受けるのならば、お前の俺の敵だ。
生憎騎士だったのは昔の話でな、不意撃ちもすれば後ろからも斬る。
それでもよければ、相手をしてやろう」

GM:ゆっくりとジョシュアは剣を抜く。それだけで感じる。
この目の前の男から放たれる異常なまでの圧迫感。騎士としての力量を。
「…構わぬ。確かにこの身はもはや騎士と呼んでいいか分からぬ身よ…。
だがそれでも私は私の忠誠の剣に賭け戦おう」

サクス:「くはっ、くははっっ!まさかこんなところでこれほどの手錬と闘えるとはなあ!
はっはっはっは!面白い!」全身の筋肉が膨れ上がり
これは本来の自分の身体ではないと言わんばかりに張り出します。

アルジェント:マッチョ化かよ?!

GM(ジョシュア):「ほお、面白い男だな、卿は。
いいだろう、卿のその全力、我が刃で討ち斬ってみせよう!」
そして地剣の異名を取る騎士は地を駆けた。


◆ディゼル・アゼルシーン 〜魔人達の狂宴〜
GM:一方――すでに教会の地下通路を抜けたディゼルとアゼルは王宮の内部に入り込んでいた。
兵の数はなく、おそらくほとんどが正門に向かっているのだろう。

アゼル:「ふむ、あちらは大丈夫でしょうか」 まるで自分の身は気にして無い様子で言う。

GM:ちなみにジグードのいる場所へ向かうにはこの先の大広間を抜けなくてはいけない。

アゼル:「あちらに団長がいるとすると苦戦は必死になりそうですが…。」
身構えることなく悠然と歩を進める。

GM:大広間。そこへ通じる扉が目の前にある。

アゼル:「準備はいいですか?ディゼル」

ディゼル:脳裏によぎるアリスを思い出しながら、扉を開きます。

GM:そこは荘厳な大広間。
白を基準とした場所であり、壁に施される装飾も見事なものだった。
そしてその奥、一つの扉の前に一人の人物が立っていた。
「ようこそ、ディゼル。お姫様を助けに来たんだね」

ディゼル:その声に気構える

 − その声には聞き覚えがあった −

 − いや、君は目の前にいる“そいつ”を知っている −

GM:君はその男を確認しようと顔を上げた瞬間、君の意識は消える。
否、意識だけではなく、君の姿もこの場より掻き消える。

サクス:うおおおお?!

ディゼル:うあ(笑)

GM:その場にはアゼルのみが残されていた。

アルジェント:一人ぼっちだ。

GM(???):「まだ僕とディゼルが出会うのは早いですから…。
先に“彼女”の相手をして頂きます」

アゼル:「ふむ?」

GM(クリストファー):「それでは、改めて自己紹介を、アゼルさん。
僕は聖十騎士団・第四騎士“人形遣い(マリオネットマスター)”
クリストファー=ベルナードです」

サクス:べっぴんさんktkr(笑)

アルジェント:おのれイケメンめ…。

GM(クリストファー):「ご安心を、ディゼルは別の場所に転移させてもらっただけですから
って貴方にはすでに分かってますか」

アゼル:「そうですねぇ。私の相手は貴方ですか?」

GM(クリストファー):「おっと…怖い顔はやめてくださいよ。僕は争い事って苦手なんですよ」

アゼル:「おやおや、そういう事を言う“人間”が一番怖い」

GM(クリストファー):「それは過大評価ですよ。それに僕は臆病者ですから
一人で貴方と戦うなんて事はしませんよ」
その発言と同時だった。君に向かって神弾が放たれたのは。

アゼル:「自分の身の程を知っていまから…お?」

GM(ネヴィル):「はーはっはっはっ!そういう事だぜ!天剣!!」

アゼル:放たれた神弾によって左手が吹き飛ばされる。

GM(ネヴィル):「ああ?何だよ、見かけ倒しか?がっかりさせるなよ」
防御も回避もせず、あっさりと吹き飛んだ君の左手を見てネヴィルはそう言う。

アゼル:「おやおやおや、酷い目ならぬ酷い手ですねぇ、これでは」

アルジェント:いきなりの大ダメージ。

サクス:おやおやってレベルじゃねぇ(笑)

アゼル:「では貴方達2人ですか?」

GM(???):「……いいや」
そう言うと、奥から一人の男がこの場に更に現れる。
二刀を構え、気だるそうに現れたるは現騎士団最強の剣士
第六騎士“輝く者(スキールニル)”のレスト=カヴァール。

サクス :でたーーー!

アルジェント:でたー!次は潰すとか言っておきながら内心プレイヤーは
こっちでなくて良かったと思ってまーす!

ディゼル:レストこっちかよ〜(笑)

アゼル:「…ほぉ」

GM(クリストファー):「三人です。貴方には三人を相手にしてもらいます。我々聖十騎士団のね」

アゼル:顕れた男の尋常ならざる気配に歓喜する。
「ふふふ、聖十騎士団とやらも捨てたものではありませんねぇ」

GM(レスト):「…正直、面倒なのは嫌いなんだけどな…」
と頭をかきながらレストは、ぼんやりと君の方を見る。
「…………」 だが、君を見た瞬間、レストの表情が変わり、まるで君の持つ“何か”に気づいたように
普段の気のない雰囲気を消し双剣を構える。

アゼル:「…くふ」

GM(ネヴィル):「終わりだぜ、天剣。オレ達三人相手に生き残れる確立は0だ」
一方のネヴィルはすでに勝ちを予測したのか、余裕の表情を浮けべそう台詞を吐く。

アゼル:「く…はは、ククククク…。いいですね貴方。実にいい。」
貌に狂喜を貼り付け“魔人”が笑う。

GM(レスト):「……これ、オレの当て感だけどよ…」
とそこでレストはいつにもなく真剣な表情と瞳で君を射抜き宣言する。
「――お前、人間じゃ、ないよな?」

アゼル:「申し送れました。私は聖皇騎士団・副団長“天剣”アゼル。
またの名を――“魔人”アゼザルと申します」

アゼザル:「“嘲笑する虐殺者”“死者の血を啜る者”等とも呼ばれますがね」

GM:君のその名乗りにネヴィルは思わずもらい笑いを行う。
「くくく!いいね!魔人ときたかよ!いいぜ!ならお前もオレが狩ってやるよぉ!」

サクス:ネヴィル瞬殺フラグきたこれ(笑)

言うな(笑)

GM:奴は小物臭がぬけん(笑)。もはやネヴィルはいい小物(笑)

アルジェント:さよならネヴィル。もう一度戦いたい気も無くは無かったよ…。

ディゼル:(笑)

アゼザル:「長ったらしいので“魔人”でいいですよ」

GM(レスト):「――そうか」
君の名乗りを聞き終え、レストはただ一言を持ってレストは宣言する。
「ならいくぜ、“魔人”」

アゼザル:「来なさい」

今、魔人達の狂宴が開始される。


 
戻る