第24章 幻夢眼・ペレリウス

◆デュエルシーン 〜幻夢眼(ファントム・アイズ)・ペレリウス〜
GM:戦闘ですっ!皆さん、セットアップ行動または行動値の決定をどうぞ。

フィリア:おうよ!行動値30。

GM:ペレリウスの行動値は36です。

イオス:8・3で31。

セレナス:おおおうう!クリティカル!10・9・5に29で53!ソニック・アクセラレーション!

GM:おお!やりましたね!(笑) しかし、その前にペレリウスの特殊能力が発動します。
“幻夢眼(ファントム・アイズ)”ペレリウス
■“幻夢眼(ファントム・アイズ)”
ターンの最初に発動するペレリウス固有能力。
ペレリウスが持つ虚空の闇の瞳に魅入られた者はその魂に絶望の記憶、幻覚を与える。
それにより対象の能力等などに様々な悪影響を与える。この効果は1D10の結果により決定する。
0:このターン、全てのPCはフォーチューンアビリティの使用が不可能。
1:このターン、天術・海鳴・地脈を除く全ての特技は発動不可能(正し、種族特技は除く)。
2:このターン、全てのPC達はソニックドライブの発動は不可能。
3:即座に全てのPC達は生命力に2D10(ジャッジとして扱わない)の実ダメージを受ける。
4:即座に全てのPC達は精神力に2D10(ジャッジとして扱わない)の実ダメージを受ける。
5:このターンの最後に全てのPCは生命力が半分(切り捨て)となる。
6:このターン、全てのPC達は戦闘能力値の攻撃値と防御値が半分(切り捨て)の値となる。
7:このターン、全てのPC達はクリティカルが発生しない。
8:ペレリウスの姿が三体になる。内二つは攻撃を受けると即座に破壊される幻。
9:即座に全てのPC達は1D10÷3(切り捨て)分のフォーチューンポイントを失う。

フィリア:アレか。なにがでるかな♪ なにがでるかな♪

GM:このターンの幻夢眼の効果は「3:即座に全てのPC達は生命力に2D10の実ダメージを受ける」
即座に9点の実ダメどうぞ〜♪

イオス:回復手段に乏しいパーティーにやってくれる…。

GM(ペレリウス):「真なる魔族の力…思い知るといいよ。人間共」
という事でセレナス君のターンからどうぞ。

セレナス:はいなー!まずはマイナーでヒーリングポーション使います。ぅぉぉ…4・2で6回復で(笑)。
続けてメジャー行動!「ある日、仕事の最中にやつを私は捕まえた ジギタリス生える城の堀
しわでしなびた髭面エルフ とんがり鼻に眼鏡をのせて 銀のバックル靴下につけ
革のエプロン、膝に靴 リップラップ、ティップタップ、タックタックトゥー!」
<波紋(ハヌマ−ン) 第一楽章レプレホーン>!4・2・2で命中49で〜!…低っ!(笑)

イオス:来た来た来たぁ!もう第一楽章の歌詞は拝めないかと思ったよ。

セレナス:折角だからペレ君に色々やっちゃいたい(笑)

GM:当たってます!攻撃どうぞ!
君の放った衝撃波は周囲の岩を取り込みながら、ペレ子へ向かっていくっ!

セレナス:ぶほおおお!ダブルクリティカルッ!!

GM(ペレリウス):「はっ、何かと思えばたかが第一楽章で僕が……な、何ッ?!!

セレナス:10・10・3・5・1で海鳴67!!

フィリア:たけぇ。

イオス:第一楽章とは思えない。

GM:だがしかし、まだその程度では高位の魔族に致命傷は負わせられない!
多少はダメージを受けたが、ペレリウスはまだまだ余裕のご様子。
「…で?今のが二倍返しかい、セレナス君」 と埃を払いながら。

セレナス:「今のは、ロトゥスさんの分!」(ぇー

GM:そして、ペレ子の反撃です(笑)。彼は<次元移動>を使い、瞬時にセレナスの眼前に移動!

<次元移動> タイミング:マイナー 対象:自身 射程:− 消費精神:−
即座に好きな場面、好きな場所に移動できる。封鎖される事は無い。

GM(ペレリウス):「僕の能力はそこら辺の雑魚とは…わけが違うよ」

セレナス:「………!!」

フィリア:「……はッ!」 カバーリング!迎え撃つ!

GM:了解です。<漆黒の鎌>と<欲望の糧>を組み合わせた攻撃
次元から生み出した真っ黒な鎌を、しかし咄嗟に迎え撃ってきたフィリアがそれを受ける。
効果を貼っておきます。

<漆黒の鎌> タイミング:メジャー 対象:単体 射程:− 消費精神:3
この攻撃に対して対象は防御値を半分(切り捨て)にして防御判定をしなければならない。

<欲望の糧> タイミング:メジャー(組み合わせ可) 対象:単体 射程:− 消費精神:5
この特技を組み合わせた攻撃で1点以上のダメージを受けた場合、
対象は精神力に対して2D10分の実ダメージを受ける。

GM(ペレリウス):「へえ〜、仲間を庇うの?いいねぇ〜、健気だねぇ〜」
ペレ子はセレナスを庇うフィリアに対し愉しむ様な口調でそう言う。

フィリア:「来るがいい……“驕り高ぶった最強の生物”よ」

GM(ペレリウス):「ほざいてな。加藤な人間!

この時、GM最大の打ち間違え。誤字炸裂であった。

フィリア:吹いた。

セレナス:思わず噴いた(笑)

GM:ミスった(笑)

フィリア:カルピス飲もうとする直前だった。危ないところだった…。

イオス:場が一気に和んだな。

GM(ペレリウス):「い、今のはミスだよっ!ミスっ!!」 とりあえず攻撃は47点ね(笑)

ペレリウスの攻撃によりフィリアは15点のダメージを受け、残りHPは25点。
そして<欲望の糧>の効果によりMPに12点のダメージを受ける。

GM(ペレリウス):「いいね〜、君のその苦痛の表情…もっと見せてみろよ」

フィリア:「派手な見た目の割りに、温い」

GM(ペレリウス):「はッ、せいぜい言ってな」

セレナス:「リザさん、どうもありがとう。このお礼は、あいつをコテンパンにする事で返すよ!」

フィリア:「お前は謳えばいい……思うがままに!」

GM:そんな君達のやり取りを笑うように
「あはは、何言ってるんだいセレナス。そんなの無理無理だよ♪」とペレリウスが。
と、次はイオス君ですね。

イオス:さて、どう戦うか。無駄にMP消費するのは避けたいなぁ…(しばらく考え)
よし、ここは<聚花>(攻撃が当たれば相手の命中を下げる特技)だ。
さっきの俺が使いたいくらいな特殊能力を喰らうとやばいからな。

GM:あああー!!(ここで突如GMはある事に気づいた)
ごめん!忘れてた!!

イオス:ん?

<蒼き刻印> タイミング:瞬間 対象:自身 射程:− 消費精神:−
貴方がこれから行なう判定に対して+3D10をする
ただし、この<蒼き刻印>を使用した判定ではフォーチューンポイントは取得できない。
一シナリオ三回使用。

フィリア:それは!

GM:イオス君へ固有特技です!どうぞ!

フィリア:つえー。

イオス:それは素晴らしい。だが、ここで使うのはもったいない気がするぜ。

フィリア:FP取得できないのはちょっとキビしいけど、クリティカルの可能性があるのは嬉しいな。

イオス:あ、命中まわった。10・2・6で命中40。

GM:こっちは…ダブルクリティカル(笑)! 滅茶苦茶かわしました!

イオス:そりゃねえよ!

GM(ペレリウス):「…残念だけど。君の斬撃の軌道、丸見えだよ?」
馬鹿にするようにそう笑う。では、フィリアどうぞ。

フィリア:ヒーリングポーション使用だ。…20回復、メジャーで《チャージ》!

GM:おお!ここでそれが来るとは!では、ターン最後にセレナス君、どうぞ!

イオス:頼んだ、儂の攻撃は当たらん。

セレナス:「ああ 時は過ぎ去っていく 星だけは変わらず全てを照らし いつしか貴方は愛を忘れた
愛おしい温もりを感じていた人のころの記憶は もう思い出すこともないでしょう
ああ 悲しみなさい 全ての事を 全ては消えゆく、いなくなった優しい人達の記憶でさえも」
<波紋(ハヌマ−ン) 第二楽章ヴァンシー>!

GM:これも素敵な歌詞だ!(笑)

セレナス:場面に合った歌詞で良かった!(笑) 3・4・8でフォーチュン!命中66ですん!

フィリア:最高だ。今、キミは最高に輝いている。

GM:では、セレナスの背後に美しい憂いを秘めた女性の幻影が現れ
女性からから放たれる叫びが周囲全てをなぎ払う!ちなみに当たりです!

セレナス:テンション上がってきた!(Cv.イチロー

イオス:やべえ!主人公輝かねぇ!

セレナス:ダブルクリティカル!!!(笑)

フィリア:(((セ´ー`)))

GM:ちょ!どうしちゃったの!(笑) セレちゃんっ!輝きすぎだよっ!!(笑)
「ッ?!ば、馬鹿なッ!!こ、この威力は…ッ!!」

セレナス:きっとペレ子を倒すためにずっと貯めてきた気持ちが(笑)
10・10・9・6・8で…89!!

GM:こっちは……うわ!うそだろ?!!ご、五回程…クリティカル…しちゃった…♪

セレナス:ぶふ(笑)

フィリア:ペレがキレすぎ(笑)

GM:ダメージは……2点(笑)

イオス:今日のGMのダイス何なの…。

セレナス:一応通った――ッ?!(笑)

GM(ペレリウス):「…で?何かしたかい、セレちゃん♪」 にっこり笑みを浮かべて(笑)

セレナス:流石に引きつった顔を浮かべます(笑)
「君に僕の気持ちは伝わらなかったかな?はは……」

GM:今のは致命傷覚悟してたんですが(笑)。では二ターン目に移ります!
ターンの最初に『幻夢眼(ファントム・アイズ)』発動!

0:このターン、全てのPCはフォーチューンアビリティの使用が不可能。

イオス:フォーチューンポイントねーよ。

フィリア:そんなの関係ねぇ!FP0だよ。

この後、行動値の結果、セレナス→フィリア→ペレリウス→イオスとなった。

セレナス:当然やる事はひとつ!(笑)
「私の神聖な叡智の宝を世界に与えましょう。 財産でも黄金でもなく、神々の栄華でもなく、
城や屋敷でもなく、権力者の栄耀でもなく、曖昧な契約のまやかしでもなく、
虚飾にまみれた道徳が強いる苛烈な掟でもなく、喜びの時も、悲しみの時も、至福をもたらすもの、
ただ愛のみを、私は残していきましょう」 <波紋(ハヌマ−ン) 第三楽章ブリュンヒルト>!
4・5・4で命中71ですー!(笑)

GM:では、セレナスの背後に生まれた銀の戦乙女・ブリュンヒルトがその純白の剣を構え
ペレリウスへ向かい一刀両断の剣を放つ!命中は当たりです!

セレナス:1・7・6で70です!なかなかフォーチュンしない!(笑)

GM:お、そこそこにダメージを受けましたよ!
「…くッ!」 銀の乙女の一閃を受け肩から血を流すペレリウス。
「久しぶりだよ…自分の血を見たのはさぁ〜…。君もすぐに血塗れにしてやるよ、セレナス」
しかしペレリウスはその凄惨な笑みを君の方へ向ける。そして、フィリアどうぞ!

フィリア:勿論、ペレに攻撃。攻撃にはチャージの効果。
命中は……出目が悲しい、39だ。

GM:あ、あの…非常に言いにくいですが…クリティカルして回避しました(笑)
突進してきた君の攻撃をかわすペレ。そしてそのまま君は明後日の方向に向かい壁をぶち壊す(笑)

フィリア:「……お?」 景色がきれいだー。

GM(ペレリウス):「あぶなっ」
で、ペレのターンか。「さて、そろそろ君達の存在も目障りになってきたね、消えてもらうよ」
そう言った直後、ペレの背後に三匹の巨大な黒き蛇が現れる!

<トゥナ・シェリドヴェース> タイミング:メジャー 対象:3体 射程:− 消費精神:10
魔力値による命中・攻撃の三回攻撃を行なう。対象は通常通り回避値、防御値による判定を行なう。
この時、別々の対象を狙っても同一の対象を狙っても良い。

GM:お、ランダムで選んだけどそれぞれに一回いきました(笑)
イオスへは命中41、フィリアには44、セレナスへは45です。

セレナス:32で回避失敗(笑)

イオス:9・8で41の同値回避でフォーチューンゲット。「さっきの借りは、返したぞ」

GM(ペレリウス):「なにッ!かわしたか…!」

フィリア:把握。セレナスへの攻撃をカバーリング。

この後、自身への攻撃とセレナスへの攻撃の二回を受けるフィリアだが
持ち前の防御力により、その二つの攻撃を完全に弾く。

GM:では、イオス君。どうぞ!

イオス:懲りずに<聚花>。消費でかいやつ使ってクリティカルで回避されるより、こっちの方がいい。
あ、まわったわ。10・6・7で45。回避されたら部屋の隅で泣く。

GM:大丈夫!当たりました!

イオス:あ、攻撃ダブルクリティカルした。どうなってんだこの戦闘、クリティカルばっか出るぞ。
10・10・4・3・8・2で84のフォーチューンゲット。

GM:その君の攻撃に対しペレリウスは吐き捨てるように「…人間が。調子に乗るなよ」
瞬間、君が放った一太刀がペレリウスへと届く瞬間、歪んだ障壁が産まれる。
「君達が扱う『希望』を力として発動する《フォーチューンアビリティ》。
だけど、それとは対極の『絶望』を具現化して発動する力があるんだよ。
『絶望具現化(ディザスターアビリティ)』発動ッ!!」

◆ディザスター・アビリティ
魔王の欠片である魔族特有の能力。運命を捻じ曲げ、自身の望んだ欲望を現実世界へと干渉させ
あらゆる法則を無視し、具現発動される固有能力。フォーチューンアビリティの対極的能力。

《強欲の障壁》 タイミング:防御判定前 対象:自身 射程:−
貴方がダメージを受けた際、即座にそのダメージを[3D10](ジャッジとして扱いません)分減少させる。
同時にダメージを与えた対象にその減少させた分のダメージを即座に与える。

セレナス:うおおおぅ!

イオス:何か儂に対してだけ厳しくないかこいつ!

GM:11点ダメージを軽減したから、そっちに実ダメの11点ね(笑)

イオス:よかった、出目はあまりよくなかったようだ。

GM:一方ペレリウスは強欲の障壁によりイオスの一刀によるダメージを軽減させるが
それでもなお勢いを殺される事なくペレリウスに対し確かなダメージを与える。
「…だけど、この程度では僕は倒れないよ」

そうして再びターンが最初へ戻り『幻夢眼(ファントム・アイズ)』が発動する、が…

0:このターン、全てのPCはフォーチューンアビリティの使用が不可能。

GM:まさかの同じ(笑)

そうして行動順はペレリウス→フィリア→セレナス→イオスとなった。

GM(ペレリウス):「まずは目障りな壁を殺すとするよ」

フィリア:私か。

GM:言って、フィリアに向け指を指し――。

<魔灰(ダナ・メーソ)> タイミング:メジャー 対象:単体 射程:30m 消費精神:5
命中:絶対命中 攻撃:魔力値+17

フィリア:うわ。魔法来たよ。

セレナス:やばい!

GM(ペレリウス):「魔の灰…受けるといいよ!」 魔力の57点!抵抗で防御を!(笑)

フィリア:抵抗……20かー。ダイス振って…28。え〜と29ダメで残り16。

GM:おお、さすがに一発じゃね(笑) でフィリアさんの行動です。

フィリア:けっこうキビしい。ここでヒールポーション使って倒すより
先に攻撃して倒せないことを確認してから使う。二人の行動で倒せたら万々歳よ、待機。

GM:では、セレナス君。

セレナス:「大帝シャルルの君は、 まる7年をイスパンヤに在しまして
海の辺にいたるまでこの高地を統べ給えり。  御稜威の前には城ことごとく攻め落とされ
砦も都市も撃ち毀たれて 残るはただ山間なるサラゴスのみ。 ここを領じるは王マルシルとて
神を崇めず マホメットを拝み、アポリンに祈るやからなれば、滅亡は免れがたし!」
<波紋(ハヌマ−ン) 第四楽章ローラン>!絶対命中!(笑)

フィリア:おー、勇ましくなってきたな。

GM:かっこいいいっ!歌詞本当に楽しみ(笑)

セレナス:息切れしてきた(笑) 5・5・1で海鳴の77です!!

GM:伝説の英雄・ローランの幻影がセレナスの背後に現れ、その紅蓮の剣デュランダルを振るい
業火を纏った一撃をペレリウスへ放つ!その一撃にはさすがのペレリウスも大きく傷を受ける!
「―――ぐッ!!」 胸に受けた紅蓮の炎の剣は彼の体力を確実に奪った事が分かる。
「セレナス…!貴様ぁ…ッ!!」

セレナス:「神の詩を――その身と心に、刻み込め!」

GM:では、イオス君!

イオス:「余所見をしている場合か?」
<暁>で命中を4Dに、10・8・6・2・4で命中52のフォーチューンゲット。

GM:当たりです(笑) 「ッ?!イオスッ!貴様――!」

イオス:「白と黒の狭間へ還れッ!!」
<紅蓮>を使って、攻撃が10・6・6・1・7で77!残りMPは4しかねぇ!

GM:“ぶしゃああああぁぁッ!!!”
君が放ったその一撃をまともに受けペレリウスはその身にに大きな傷を受け、真っ赤な血を流す!
「ッ!イオス…貴様…ッ!!よくも…よくもおおぉぉッ!!!」
ペレリウスはかつてないほど取り乱し、その体は自身の血に染まっている。
そして、待機していたフィリアです(笑)

フィリア:うーん、こんなところで落ちるのもシャクだ。
ポーション使おう、8・8で16点回復。そしてメジャーで通常攻撃だ。

この後、フィリアの渾身の一撃がペレリウスを捉えその身に更なるダメージを与える。

フィリア:攻撃64ッ!「私を忘れてもらっては困る」

GM:その一撃はペレリウスの片腕を両断し、吹き飛ばす。
そのまま彼の右腕は空中で霧散し、消えていく。

フィリア:「…私の、技だ」

GM(ペレリウス):「ッ!フィ…リア=クーへ…ッ!!」
憎悪のみが籠もった瞳で君を睨む。

フィリア:「地脈も、天術も、海鳴も……全て才能がなかった。だから、全てを剣術に賭けた」

GM(ペレリウス):「何の力の素養も持たないような貴様が…!こんな…こんな…ッ!!」

フィリア:「…何も取り得がない私の技に貴様は腕を消し飛ばされたのだ。
その憎悪を抱いて、地獄に落ちるがいい」

GM:ではターンを最初に戻しますが!
ここで皆さん、現在のHPを進言してもらえませんか。

イオス:30

フィリア:32

セレナス:30(笑)

GM:OKです。では傷ついていたペレリウスは途端に歪んだ笑みを浮かべ
「フィリア=クーへ。確かに僕は君を甘く見ていたよ、認めるよ君の力…。
だから、君のその命と…僕のこの死にかけの命、交換させてもらうね」

《虚偽の器》 タイミング:瞬間 対象:二人 射程:視界
貴方が指定する二人の対象の生命力と精神力を入れ替える(この時、対象に自分を選んでも良い)。
この時、対象の生命力・精神力の限界値を越えることは無い。

GM:対象はペレリウス自身とフィリア!

セレナス:うおおおおぉ?!!

フィリア:HPは32。MPは15。

GM:ペレリウスの生命力は9で精神力はそちらマックスにしていいですよ(笑)

イオス:9だったのか!

フィリア:さっきヒーリングポーション飲んだ分が全部パァ。
「くぅっ!」 膝を付いておこう

GM:そして!幻夢眼(ファントム・アイズ)発動!

5:このターンの最後に全てのPCは生命力が半分(切り捨て)となる。

GM:意味ねええええぇッ!!(笑) もうこのターンで決着つくって言うのに!(笑)

イオス:意味ねえ!

フィリア:32ダメージ与えれば!

GM(ペレリウス):「さあ!最後のターンといこうかッ!」

そして行動順はペレリウス49、セレナス37、フィリア32となったが。

イオス:「活路を見出したところを悪いが、遊びは終わりだ」
セットアップに<覚醒>を使用!

GM(ペレリウス):「なにッ?!しまった!フォーチューンアビリティかッ!」
先手取られたらやばい!(笑)

イオス:10・8・1で19点ブースト!取った!行動値52!

GM(ペレリウス):「―――馬鹿なッ?!」 ここにきて主人公パワーが!(笑)

イオス:ソニックドライブ発動!主人公パワー来るの遅いっての!

GM:では、イオス君。どうぞ!

イオス:攻撃いくぞ。命中は7・6で54!

GM:当たった!

イオス:ここで<紅蓮>を使用!ルーインフォースで消費MPは4!イオスの残りMPは、4!

GM:まさに最後の一撃!(笑)

イオス:10・8・3・3・5の95点!フォーチューンポイントもいただきだ!
「これで、終わりだッ!!」

イオスが放った白炎を纏う一閃の煌き。
それはペレリウスの体を完全に捉え―――

「――――――ッ!」

“ずばあああああああぁぁんッ!!!”

その身を引き裂く。彼は信じられないと言った表情を浮かべ

「…ば…馬鹿な…。僕に…こんな…終わりが…!
こんな…こんな……終わりがあって…―――堪るかあああぁぁぁぁッ!!」

その絶叫と共に彼はその場に―――倒れた。

イオス:「言っただろう。今の俺は、ちょっと強いと」

瞬間。

テラスト王立美術館を包んでいた、ペレリウスの闇は―――消えた。


 
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