◆シーンプレイヤー・アルスOP2 〜鮮血の絶望〜
GM:では、次はアルスのオープニングの締めに行きましょうか(笑)。 アルス:はーい! GM:アリスに拾われ、アルスという名を与えられてから一年。 君は今ではアリスの信頼置ける優秀な騎士となっていた。 そんなある時だった。アリスは君へ一つの任務を頼んだ。 「おい」 といつものその一言から。 アルス:「はい、何でしょう?アリスちゃん」 椅子に座り、アリスを膝の上に乗せて後ろから抱っこする形で言う。 いきなり何をしとんだお前は。 GM(アリス):「こら」 どこっと君を殴る。 「…何する、犯罪者」 と言って瞬時に君から離れる(笑) アルス:「痛いじゃないですかアリスちゃん」 大して痛くもなさそうににこにこしながら言う。 GM(アリス):「…お前、変わったな……。…昔はこうもっと…ぶつぶつ…」 アルス:「それはあれですね、この一年間アリスちゃんが惜しみなく 愛を注いでくれたおかげというやつです」 GM(アリス):「育て方間違えた」キッパリ。 そう宣言したアリスは気を取り直して改めて君のほうを向いて言葉を放つ。 「そんなことより命令だ。私のゆー事聞け」 アルス:「ええ、もちろん。首輪つけて足を舐めろというような命令でも 嫌な顔一つせずむしろ大歓迎で従いますよ」 GM(アリス):「これからレオノス王国へ行け」 アリスはウサギ人形を盾にして話す(笑)。 アルス:「一緒にバカンスですか?」 GM(アリス):「違う。お前は使者だ。一人で行くんだ」 アルス:「一人でそんなに遠くへ…それはそれは寂しくてどうにかなってしまいそうですね。 ああ、今もこうして話しているだけでどうにかなってしまいそうですが」 GM(アリス):それをシカトしたままアリスは説明を続ける。 「…レオノスとは長らく…えっと。よくわかんないけど、あんまりエデンとは深い仲じゃなかったらしい。 でも今回からエデンと仲良くなるから、そのじょうやくてーけつってやつに お前が立ち会ってサインをするんだ」 アルス:「なるほど、つまり私がレオノス王国へ行って愛の素晴らしさを説いてくればよいのですね。 お任せください」 GM(アリス):「…ん。多分。アルス、私はお前の事をそれなりに信頼している。 だからちゃんと任務を果たせよ」 アルス:「愛ならば私の得意分野、場所は相手国であれど私のテリトリーも同然。 万に一つも失敗はありえません」 GM:では、君はその一言と共にレオノス王国へと旅立っていった。 ――レオノス王国。 古き歴史を持つその大国の王城はエデンにも勝るとも劣らぬ荘厳な造りだった。 そこへエデンよりの条約締結の使者としてアルスが降り立った。 GM:では君がレオノス城の門を開くと そこにはすでに出迎えとしてこの国の大臣と彼に従う兵士達が待っていた。 「おお!貴方様がエデンからの使者ですか!」と大臣はご機嫌な表情で君を迎え入れる。 アルス:「はい、エデンより使者として参りましたアルス=ノヴァと申します。 この度は貴国のご英断に深く感謝いたします」 GM(大臣):「いえいえ、こちらの方こそ此度の条約締結に賛同頂き感謝の言葉もありません。 これで我が国レオノスと貴国のエデン帝国お互いの進歩の架け橋となれば これ以上のことはありませんよ。ささ、立ち話しも何です。中へご案内いたしますよ」 と君は丁寧な大臣の対応に誘導されるままに城の中へと向かう。 王城内部もしっかりとした造り。 アルスはそこにこの国の深い歴史とこれまで存在できた力強さを感じていた。 GM(大臣):「さあ、この部屋です。どうぞ」 “がたん――”とその扉が開かれる。 そこは広く荘厳でしっかりした会議の場だった。 すでにこの国の重要な役職の人物達が席に座っているのが見える。 アルス:「本日はお招きいただきありがとうございます。 エデンよりの使者、アルス=ノヴァと申します」 GM:うん、そう丁寧に挨拶をする君に皆、柔和な笑みで返す。 だが、君はそんな彼らやこの部屋よりも、扉の正面奥に見える壁にかかった 『ある物』に目が止まった―――。それは強大な一本の剣。 蒼い刀身が特徴的に見る者を魅了する美しい重剣が豪勢な施しと共に壁に立掛けられている。 アルス:おう、それはインパクトあるなぁ。 GM:何故か君はそれに魅入られ、その場で立ち尽くしていた。 「…ん。おや、もしかしてあの剣がお気になりますか?」と大臣が君へ聞いてくる。 アルス:「ええ、一国の象徴としても申し分無い、すばらしい一品だと思います」 GM(大臣):「一国の象徴。ええ、まさしくそのとおりです。 あれは我がレオノス王国を建国された、英雄レオノスが扱ったとされる伝説の神器」 「――『蒼剣(ジルナード)』です」 アルス:「それは素晴らしい、こうして間近で見ることのできた私は幸運であったのでしょう。 これだけでもこの国へ来てよかったと思います」 GM(大臣):「そう言われて我々も嬉しく思いますよ」 嬉しそうに笑みを浮かべて大臣は続ける。「では、早速条約締結へ入りましょう」 アルス:「はい」 GM:だが、その瞬間――。アルス、君の頭の中に不思議な声が聞こえた。 懐かしく恐ろしく、響くような冷徹な声。その声は君の頭の中で一言こう言った。 『――スラー』 GM:その瞬間、君の意識は消えた。 アルス:うおっとぉ!それはまずいかも! GM:そして、君はゆっくりとその瞼を開けた―――。 目を開けたその場を見て、君は我が目を疑った。 目の前に広がったのは――――赤の景色。 ついさっき、入ったあの会議室は血の赤一色に染まっていた。 アルス:「なっ――!!」 GM:さっきまで君と話していた大臣は惨殺死体となって君の足元に転がっている。 見ると君の身体は返り血で全身が塗れている。。 その腕には血塗れのファルコン(アルスの武器)の姿も――。 アルス:うひー!儂のキャラクターこんなのばっかかよ!! GM:間違いなく状況は君以外の全てが死んでおり。 そして、これを君がやったとこをすら示している。 見ると、あの壁に立掛けられていた蒼剣(ジルナード)の姿が無かった。 アルス:やばい、これはやばい。 GM(兵士):「どうした?!一体何があった!!」と、騒ぎを感知してか 数人の兵士達がこの会議室へと入ってくる。 アルス:その場に倒れて気絶のフリ!! いきなりせこい真似をして状況から逃げようとする娘・アルス=ノヴァ。 GM:せこいっ!!!(笑) でも、周りは君以外死んでるんだよー。 君だけ、生きてるとかおかしくない?(笑) しかも、武器は血塗れですよ。旦那。 アルス:そこは口八丁で何とかなる…はず。 GM:まあ、いいや。じゃあそれでいこうか(笑) 実にいい加減である。 GM(兵士):「なっ?!こ、これは一体!!!」 と部屋へ入った兵士達は驚愕の声を上げる。 アルス:とりあえず兵士が自分を発見したタイミングで「ん、ん…!」と今気がついたように起き上がろう。 GM:なんてせこい考えを!!(笑) アルス:「どうしたのですか?!なっ…!これは…!!」 GM:おいこら(笑) しらばっくれるなよ(笑) GM(兵士):「き、貴様はエデンからの使者!こ、これは一体どういことだ!!」 兵士達がじゃかじゃかと君を囲んで尋問をする。 アルス:「わかりません、私も今気がついたところです。 突然何かで気絶させられて…気がついたら…。はっ?!蒼剣(ジルナード)がっ!!」 と蒼剣(ジルナード)があった方を指差す。 GM(兵士):「ってあああー!!蒼剣(ジルナード)まで無くなってるし――!!!(爆笑)」 兵士達、マジ大慌て(笑)。しかし次の瞬間には兵士達は再び君へ視線を戻す。 「気絶だと言ったな貴様!!それは本当か?!」 アルス:「はい。蒼剣(ジルナード)を奪った何者かは、 恐らくこの場にいた人間の中で戦闘能力のあった私だけは相手をすると時間が取られると思ったか、 気絶にとどめたようです…。目的は蒼剣(ジルナード)と条約締結の妨害、 そしてこの国の重役たちの殺害だと思われます」 GM:何、それらしいでまかせ言ってんだこら(爆笑)。 アルス:はっはっはっはっは!(笑) GM(兵士):「……お前の武器や服が血塗れなのは俺の気のせいなのか?」 と槍を向けたままジト目で兵士。 アルス:「私は気絶させられる直前、隣にいた大臣が殺されるところを見ました。 もっともその直後に気絶させられてしまいましたが…。 この武器や服に血がついているのは、その時に噴出した大臣の血だと思われます」 ペラペラと嘘の出る女、アルス。 GM(兵士):「う、うむ、そうか…。だが、それにしても一体何ものがこのような狂気な行動を…。」 アルス:「すみません…私も犯人の姿までは…くっ…!!」 悔しそうに言う。 GM:お前は自分がこれをやったかもしれないという懸念は欠片も無いのかよ(笑) アルス:あっても表に出したら終りだって! GM(兵士):「そうか…。ならば、まだこの城に潜んでいる可能性もあるなッ!」 アルス:「はい、まだ遠くには行っていないかもしれません」 GM(兵士):「おい!お前達は西門封鎖へ向かえ!お前達はこのことを国王へ!! お前達は俺と共に周囲を散策するぞ!!ぐずぐずするなッ!!」 そう言って兵士達はそれぞれの役割へと散っていく。 ってだますな、こら(爆笑)。 アルス:いやだって、これが仮に私のせいだということになれば、 最悪国家間戦争にもなりかねませんからね。ここはアリスちゃんに教わった外交話術を ”ちょっと応用”して切り抜けさせていただきましょう。 ああ、アリスちゃん。あなたの愛は私を救いました! GM:一方その頃、アリス。「お、悪寒がする。厄払いのお札を買わないと。…へっくち!(爆笑)」 …まあ、とにもかくにも会議室から兵士共は消えましたが、これからどうしますか? アルス:えっと、仮に私がやったとしたら、死体に矢が刺さっていたりはします? GM:ええ、そりゃもう思いっきり(笑) アルス:急いでそれを全部引き抜いて、気を込めてボン!!よし、証拠隠滅だ!! GM:何してんだこら――!!!(笑) 今までの重厚な泣ける系のOPが一気に崩れたじゃないか――!!!!(爆笑) アルス:こんな順番でOPやるからだと思うなぁ。トリにアルスを持ってきた時点で何かが終った。 GM:まあ、もういいや(笑) いいんかい。 メドウ:なんて喜劇だ。いいオチがついた(笑)。 アルス:では証拠隠滅したところで「私は急いでこの事態をエデンに報告しなければなりません! これは貴国だけの問題ではなくエデンへの暴虐でもあります!! 我々はこの件に対して貴国へ最大限の協力をするでしょう」 とか言い残して帰国しよう。 GM:いけしゃあしゃあとそんな事をほざきながらエデンへと帰国するアルス。 そんな君を見つめる一つの影があった―――。 「…それでいい。お前はそのままを現状を維持すればいい。 やがて来る、その時がくるまではな」 その男は傍らにもった蒼剣(ジルドード)を見つめながらそう呟き、消える――。 ◆シーンプレイヤー・メドウ 〜遺された物〜 ―――あのスペンサー殺害の翌日。 メドウ=グレインはエデン帝国参謀・シュヴァルストに呼ばれ、彼の部屋にいた。 参謀シュヴァルストはウェルファスの謀反時に傷を負ったとされるが それを感じさせぬほど普段通りの指示をエデンの重役達に下し、ウェルファス謀反の事件に対し 的確な情報を元に事態の収集を行っていた。 だが、メドウの心は気持ちの整理がついておらず 憔悴したおももちで参謀の部屋に立ち報告を行っていた…。 GM(シュヴァルスト):「…報告は受けている。スペンサーのことは残念だった」 彼は君の報告を一通り聞いたあと、そう君へ声をかける。 先のウェルファスの謀反時にシュヴァルストも多少の怪我を負ったのはメドウも知っている。 しかし、彼はそれを全く感じさせずに話を進めている。 けどよく見れば若干、顔色が優れないのは伺えるね。 メドウ:流石はエデン帝国参謀、事件が起きたからといって精神状態が仕事に影響するなど もってのほか、という事か。自分にはすぐに仕事に向かうだけの精神力はない。 「…はい。惜しい人を亡くしました」 ぼんやりしつつ、そう答えます。 GM(シュヴァルスト):「まずは確認しておこう、メドウ=グレイン。お前のその武器、 命刀(アマステラ)はお前が手にしたときにその刃を発現したのだな?」 メドウ:はい。シアとの戦闘時、応戦出来るだけの刃物を持っていなかったため、 その場にあった武器を使用してしまいました。申し訳ありません。罰は受けるつもりです。 GM(シュヴァルスト):「確かに、規則違反ではある。 だが、その命刀(アマステラ)がお前の手により刃を成したのならば、 今回の件が終わるまではその刀はお前に預けておこう」 メドウ:その発言に驚きはしたが、すぐさま表情を元に戻す。 「命刀(アマステラ)の刃は、確かに僕が持った時に発現しました。 誰が持ってもこの刀は刃を出すのではなかったのですか? こんな強力なものを預かること等…今の僕には無理です」 GM(シュヴァルスト):「その命刀(アマステラ)はエルドラードの神器の一つ。 その神器に選ばれた者のみがその神器の真価を発揮できる。 選ばれない者がそれをいくら使おうとそれはナマクラ以下の武器だ。 …だが、命刀(アマステラ)は貴様を選んだ。ならばこそ、貴様にそれを預けようと言うのだ」 メドウ:「…選ばれた…?僕が…そ、そんな…何かの間違いです。こんな強大な力、 僕なんかよりシアやスペンサーさんの方が!」 上手く扱える、と続けようとして口ごもる。 その二人とも、すでにここには居ない。自分は一人なのだ。 「…了解しました。メドウ=グレイン、命刀(アマステラ)を――確かに預かりました」 そう続けて、深く一礼します。 GM(シュヴァルスト):「…ああ」 シュヴァルストは君の決意を確認し頷く。 「そしてメドウ。今日、お前を呼んだのはお前の新たな配属についてだ。スペンサーが死んだ今、 お前ほどの力をもった者を空白の地位にするのは得策ではないからな。 アリス=アルロス。私やスペンサーと同じ八人の王の一人だ。 あいつの補佐役として任に就くがいい」 メドウ:「…ありがとうございます」 自分の力を評価して貰えた事に対し、深く感謝する。 だが、不思議とまったく嬉しい気持ちにはなれない。前に最高幹部補佐官に任命された時は あんなに喜べたのに…自分にはまだ、自分の理想を体現してくれる人 ――スペンサーさんが…必要だった。 「了解しました。直ちに任務につきます」 そう言って振り返り扉の方へ向かいます。 GM:では君がそう言って扉へ向かおうとした時にシュヴァルストの声が耳に入る。 「……メドウ。やはりこれを渡しておこう」 と、そう言って君のほうへ一枚の手紙を投げ渡す。 メドウ:ぱしん、とそれを受け取り、「これは…?」と内容を少し尋ねよう。 GM(シュヴァルスト):「スペンサーが死ぬ前に貴様に宛てた手紙だ。 本来ならば、機密事項だが。…ふっ、それは貴様にくれてやろう」 メドウ:「…!スペンサーさんが…!」不意に涙腺がゆるむ。 スペンサーさんは、死ぬ前に一体僕に何を伝えようとしてくれたのだろう。 GM(シュヴァルスト):「用件は終わった。さあ、さっさと退出して己の職分を全うするのだな」 メドウ:「ありがとうございます!失礼しました」 泣き顔を見られる前に外に出ます。 そしてそのままの足で自室に戻り、手紙を読みます。 GM:では、君はその手紙を開きスペンサーさんが残した最後の文章を読む。 そこには次のような文章が書かれていた。 『――メドウ君。君がこれを読んでいるという事は恐らく私は殺されたと言う事だろう。 別れの挨拶ができなく残念だが…。 今は生前、私が君へ話せなかったことを今、ここで文字として残そう。 ウェルファス=ワールグース。彼がこのエデンへ来たのは そこにある禁忌の技術、そして知識を得る為だ』 メドウ:エデンに来た時から?!それじゃあ全て計画のうちだった、という事か…。 僕は何故気付けなかったんだ…! GM:『彼は『星の民』と呼ばれるかつてこの世界に存在した古代の禁忌技術をもった者達の 知識へ執着していたようだ。そして、彼はその知識の中から二つの技術に注目をしていた』 メドウ:二つ…。シアと、その隣に居た少女の事を思い出す。 GM:『一つは、『禁忌の子(サクリード・チルドレン)』と呼ばれる戦闘用の人工生命の生成』 メドウ:あいつらも、その技術の結果としての存在なのか…。 人工、生命。それは神の法に触れた、正に人には触れること許されぬ禁忌だ…。 GM:『そしてもう一つはエルドラードの神器。 それを完全な破壊手段として行使する技術だ』 メドウ:「神器を…兵器として使う…だって?」 一瞬、その言葉の意味がつかめずに戸惑い…そして気付く。 絶対に不味い!ウェルファスの野望を止めなければ、この国は大変な事になる。 GM:『彼はこの技術を使いエデン帝国を滅ぼすつもりだろう…。』 出来るのであれば、君に彼の野望を止めて欲しいと願う。 …だが、それは同時に君を危険の中へ飛び込ませと同時に かつての師や友と戦わせる事にも繋がる…』 メドウ:スペンサーさん…。 GM:『だから、これは命令でも強制でもなく。君の意志で決めて欲しい。 君の信じる道を。そして君が進む道へ加護があらんことを―――』 メドウ:色々ありはしたが、信じていた友の事。師匠の事。 スペンサーさんが殺され、彼らを敵だと認識した今――迷いは無い。 「決まっています・・・決まっていますよ、スペンサーさん」少し微笑み、そして呟く。 「僕は復讐のためでなく――エデンのため、この国の正義の為に ウェルファスの野望を完膚なきまでに砕きます」 ありがとうございます、スペンサーさん。そう言って、手紙を懐にしまう。 GM:では、懐にしまう直前に手紙の最後に記されたスペンサーさんからの文字を君は見る。 そこにはこう書かれていた。 『追伸。 君の信じる正義は誰に評価されるものでも ましてや計れるものでもない。 君の信じた正義をいつも、その胸に宿している事を』 メドウ:「スペンサーさんが示してくれた正義に殉じようと思います。 貴方はいつも僕の指針でした…。戦いが終わったら、お墓参りに行きますね」 GM:あ、それともう一つ。手紙の中には不思議な銀色に輝く鍵が同封されていました。 メドウ:手紙と一緒に懐にしまっておきます。きっと何かの役に立つかもしれない!(笑) GM:うん(笑)。では、君はそのまま自室を出てアリスの部屋へと向かうと言う事で(笑) メドウ:同じ建物の中なんですね。 GM:ですね。その代わりすんごく広いから!(笑) メドウ:な、なるほど!(笑) じゃあなるべく急いでいこう。アリスさん問題児だって聞くし…(ボソリ スペンサーの意志を受け取ったメドウは向かう。 その心にもはや迷いは――無かった。 |