GM:一方、教皇の間にて――。
そこでも眠りの皇帝ベアトリーチェの人形を前にディゼル・サクス・フェティが戦闘態勢を整えていた。 まず最初にこの戦闘でフェティは普通に戦闘能力値を持ったキャラとして参戦してくれます。 攻撃・援護を彼女は彼女のターンでしてくれます。しかしここで注意を。 この戦闘中に彼女の生命力が0以下となった場合、彼女は死亡してその魂は捧げられます。 ディゼル:わお(笑) GM:と言う事でカバーリングなどで彼女を庇ったりなど普通にありです(笑) では、そう言うわけでこちらも戦闘を開始しましょう。 『それじゃあ、始めようか――』 まずベアトリーチェはセットアップでこれを行ないます。 《狂王の衝動》 タイミング:セットアップ 対象:自身 射程:− このターンの貴方の行動時、貴方は二回行動を行う事ができる。 ディゼル:……なにこの母さん本気? GM:中身はクリストファーだよぉ?(笑) 『本気に決まってるじゃないか、ディゼル。ああ、それと最初に言っておくけど 君の称号能力はこの身体には通じないよ?なにしろこの身体は眠りの皇帝の身体だからね』 ちなみにベアトリーチェの行動値は55!フェティは行動値34です! ディゼル:40〜。ソニックドライブ《風の導き》発動! GM:おお!風の導き! ディゼル:ふふ、正直使いどころわからん(笑) GM:サクスの行動値を上げるとか?(笑) サクス:5・6で27(笑) ベアトリーチェはソニック発生しないのかな? GM:ベアはしないですね。持ってないの(笑) サクス:あ、死人だけに(笑) ディゼル:フェティをあげるとか(笑)44にします(笑) GM:了解、ではフェティは44になった(笑) 「ありがとうございます。ディゼルさん」 そうフェティは君へお礼を言う。フェティの好感度↑5 ディゼル:変なパラメータ上がった(笑) GM:ではベアのターンから『さて、それじゃあ眠りの皇帝の力、魔王の呪いの一つ。 【眠りの翼(ヒュプノプス・フェザー)】の力を見せてあげるよ』 その発言と同時に、ベアトリーチェの漆黒に靡く美しい髪が翼のように広がる。 そしてその漆黒の翼より無数の羽が舞い散る。 それは幻想さと美しさが同調したとても呪いとは言えない光景。だが、すぐに君達は理解する。 このベアトリーチェより放たれる漆黒の羽は触れれば精神を蝕む恐るべき羽だと。 《舞い散る黒き羽》 タイミング:メジャー 対象:射程内の対象全て 射程:100m 消費精神:− 対象の精神力に3D10の実ダメージを与える。 この攻撃により精神力が0となった場合、即座に生命力が0となり【戦闘不能】状態となる。 ただし体力による判定で20以上を出した場合は生命力が1の状態で復活できる。 GM:命中65!対象はディゼル、サクス、フェティ。まずは避けてください。 ちなみにフェティは当たりました(笑) サクス:5・3で25で回避失敗です(笑) ディゼル:34。あたり(笑) GM:では全員に精神へ17点の実ダメージです。 サクス:これ地味にやばいぞ(笑) GM(ベアトリーチェ):『そして、まだ終わりじゃないよ。 死体人形とは言え眠りの皇帝の力、もっと見せてあげるよ』 さらにベアは再行動を行なう! 《漆黒の闇翼》 タイミング:メジャー 対象:単体 射程:視界 消費精神:− この攻撃を受けた対象は即座に3D10の実ダメージを受ける。 GM:目標はそうだな…サクスさん(笑)命中61ね。 ディゼル:というか、やばいよこれ(笑) 精神半分近く持ってかれてる(笑) サクス:あい、これはまだ優しい(笑) 10・6・3で全然回避なんてむりむり。 GM:では26点の実ダメージをサクスさんへ(笑) サクス:はいな(笑) GM:そしてフェティ。彼女は君達の精神の減りを見てこんな提案を言う。 「ディゼルさん、サクスさん。私は精神を回復させる水の術を持っています」 ちなみにこんな術ね。 <精神水> タイミング:メジャー 対象:範囲 射程:20m 消費精神:20 範囲内の対象の精神力を2D10分(ジャッジとして扱いません)回復させる サクス:精神消費きつそう(笑) GM:これはフェティ自身には効果は無い。 これを使えば君達の精神を回復させられますけど 消費がきついのでフェティも後半やばくなるデメリットがあります。 ちなみに現在の彼女の精神は83点ですので、まだ大丈夫です(笑) お願いしますか? この後、二人から使用の許可を頂き、GMが回復のダイスを振るが そのダイス目が思いのほか酷く4点しか回復しなかった。 GM(フェティ):「あ!ご、ごめんなさい!お、思いのほか水が出ませんでした!」 ディゼル:こ、これはキツイ(笑)この後も戦闘あるんだよね? GM:そうですね。ですが、このベアもかなりの強力キャラですので 結構全力で行っていいですよ。まあ、ですが多少の余力は残しておいた方がいいかもですが(笑) ディゼル:ふむ(笑)とりあえず、序盤で稼いだフォーチュンが2点あるから とりあえず、ここは<大いなる軍勢>をマイナーで使用します。 HPは8減少です。命中が…37ですね(笑) GM:お、当たりですよ。威力どうぞ! ディゼル:ダメージロールは特になし、レストの剣は難を逃れたのだ(笑) って、きたあああああああ!出目が1・1のピンゾロ!!(一同笑) GM:そっちのきたかよ!(笑) サクス:ディゼルはじまったな!母親を殴る拳は持ち合わせてないときた! GM:なるほど!まだ迷いがあるんだな!(笑) ディゼル:レストの剣「母を切っちゃいけねぇな、いけねぇよ」 攻撃値は37と10の47です(笑) GM:レストの剣がしゃべってる(笑) アルジェント:レストの剣「ふわああぁぁぁ、俺寝るわ…」 GM:剣のくせに寝るな(笑) サクス:容易に想像ができる(笑) GM:君が放った一閃。しかしその一閃はベアトリーチェのその漆黒の髪により阻まれる。 ディゼル:「―――っ」 GM(ベアトリーチェ):『無駄だよ。これが眠りの皇帝が持つ魔王の呪い。 漆黒の髪の“眠りの翼”。今の君の太刀ではこの呪いの髪を切り裂く事は出来ないよ』 からかうようにベアトリーチェの口よりクリストファーの声が君の耳に届く。そしてサクスさんか。 サクス:「ディゼル、お前はそこで指をくわえて見ていろ。 お前の母親が切り刻まれるところをな」ククク…ハーッハッハッ!! なぜかいきなり、敵口調になりだすサクス。 ディゼル:(´Д`;)サーセン GM(ベアトリーチェ):『へぇ〜、随分と酷いことを言うんだね。サクス』 サクス:あ、冗談です(笑)マイナーで<緋鎖の紋章>! MP回復で…4点回復したよ!(一同笑) GM:今日の全員のの出目ひどい(笑) ディゼル:出目わるすぎだろ(笑) サクス:うぅ、HPもないよ4D実ダメで死ぬ(笑) とりあえずメジャーで普通に戦う!7・9・6の命中53で。 GM:それなら当たりですね! サクス:攻撃は7・10・5・10・3で96点! GM:おお、さすがサクス!かなり削るな(笑) サクスの放った一閃。それはベアトリーチェの髪を切り裂き彼女の肉体に傷をつける。 だがそこから血が流れることは無い。なぜなら目の前のそれは死体人形にすぎないから。 『…驚いたね。すでに死してその能力も大分失われているけど…。 それでもこの眠りの皇帝の髪を切り裂くとは。さすがは第三騎士。 同じ魔王の呪いを持つ者だね』 サクス:「主よ…いや、主の体よ。お前ももうすぐ、本当の持ち主のところへ返してやる…」 GM(ベアトリーチェ):『果たして君に出来るかな…サクス?』 ではこれでターンを終了してよろしいでしょうか? サクス:あいな(笑) GM:レストとアルジェントのシーンへ! アルジェント:よし、戦術は組み上がった。 GM:まずはセットアップでレストはこれを発動! <金色の闘気> タイミング:セットアップ 対象:自身 射程:− 消費精神:8 このターンの貴方の全ての戦闘能力値に+10をする。 アルジェント:うお、それを使ってくるか。 GM:輝きの世界の中でレストはそれに溶け込むように己自身すら光へと変えていく! 「オレも手札を全て出させてもらうぜ。決着をつけようぜ」 アルジェント:こっちはセットアップで<静寂の領域>をHP消費で使用。 もちろん自分も対象。よし、全部宣言した。 GM:レストは行動値65!こちらも発動! 《パーフェクトアイズ》 必要行動値:48以上 対象:自身 射程:− 貴方がこのターンに行う攻撃は[絶対命中]となる。 アルジェント:うわっ、さっきとはうってかわって何だその行動値は。 GM:さっきのはこっちの出目も腐ってたんだよ…(笑) アルジェント:えっと、行動値は7・5で43だが、再生法は使用しない。 使っても一撃で全部もってかれるからな。 GM:ではレストの攻撃から!絶対命中です!そして―― 「天地を輝かせるオレの一閃――これを受ければ例えお前でも自由には技は放てなくなる」 その発言と同時に彼の右手に握る剣に極光の光が集う。 「天地万象――光輝刃!」 <天地万象光輝刃> タイミング:ダメージロール直前 対象:単体 射程:武器 消費精神:10 この攻撃に対し対象は防御判定を行なうことはできない。この攻撃を受けた対象は次のターン、 【タイミング:セットアップ】【タイミング:マイナー】【タイミング:クリンナップ】の 特技・行動を一切行なえない。一シナリオ一回使用。 アルジェント:ぶっ。 GM:攻撃75点!防御は不可! アルジェント:もちろん一気に1まで持っていかれるわ。 GM:“ずばあああああんッ!!!” その一閃は深々と君の胸を切り裂いた。 アルジェント:「ぐうッ?!」 GM(レスト):「…終わりだ…って言いたいけど、まだそうじゃないみたいだな、アルジェント」 アルジェント:「ああ…俺は死ぬわけにはいかない…。腕が切り落とされようが、 足が切り飛ばされようが、この糸が全て断たれない限り…俺は倒れはしない」 しかし困ったな。次のターンで静寂の領域が使えん。 GM:まあ、こちらも今のを使ったので大技は無くなりましたけどね(笑) アルジェント:さて、こっちの番だな。 マイナーでハイアルカナポーションを使用。 よっしゃあ!出た!10・9・2・1で22点回復のフォーチューンゲット! GM:おお! サクス:わけてほしす(笑) アルジェント:だがHPが1なので、ロクな攻撃ができん。 普通に攻撃するしかないな。命中は32。 GM:あたりだ。威力を! アルジェント:9・6で63。おお、出目戻ってきた。 GM:君の反撃に対してわずかに傷を負う程度のレスト。 だが、目の前のこの男もその程度ではまだ倒れる気配は無い。 ではこれで行動終了でいいですか? アルジェント:はい。 GM(レスト):「…さぁて、次はどう戦術を組み立てるアルジェント。 オレの力が上かお前の力が上か、もうすぐその答えがはっきりするな…」 構えるレスト。 だがこの瞬間、アルジェントもレストもまだ気づいていなかった。 もうじき二人の目の前にかつてない脅威―― 血に餓えた追放されし獣が近づきつつあるという事に。 GM:ベア側のターン!まずはセットアップ&行動値どうぞ! まずはベアトリーチェですが、彼女から放たれるのは漆黒の羽の数々。 それは君達全員に降り注ぎ、そしてその羽に触れた瞬間、猛烈な眠気が君達を襲う! 《眠りへの誘い》 タイミング:セットアップ 対象:任意 射程:視界 消費精神:− この特技の対象となった者は即座に感性による判定を行なう事。 この結果が19以下だった場合、対象はこのターンあらゆる判定で一切クリティカルが発生しない。 ディゼル:ほふほふ(笑) GM:ディゼル!サクスさん!感性による判定をどうぞ!(笑) ディゼル:っしゃ!(笑)8、7出目15の24。 サクス:きたわぁー!7・8の20ジャスト! GM:おお!二人共耐えた!(笑) あ、ちなみにベアトリーチェの行動値は47!フェティも行動値47(笑) サクス:サクスは行動値23(笑) ディゼル:セットアップで<運命の加護>使用で≪覚醒≫します! さらばレストの剣。 GM:砕く気まんまん(笑) ディゼル:10、5、7で合計22点戦闘能力値上昇! 行動値は55です(笑)1ターン目で寝てたレストの剣が本領発揮するよ! マイナーで<大いなる軍勢>2回目使用!HPは12消費(笑) レストさんの剣が一瞬だけ光を放ったかのように煌めく!命中60! GM:あたり!威力を! ディゼル:ダメージロール<破滅の剣>使用!さらばレストさんの剣(笑) GM:キター!(笑) ディゼル:使うために渡されたとなっちゃ使うしかない(笑) 攻撃値は出目5、9、57の攻撃値と3倍になった武器攻撃値分の40。 大いなる軍勢の15で116です!あとフォーチュンもらいまする(笑) GM:おお!高い! ディゼル:がんばった。レストさんの剣頑張ったよ!(笑) “ずばんっ!!!” GM:それは君が放ったレストの輝きの剣の一閃。 その一閃と同時に君の手に持ったレストの剣は砕けた、だが 『――ッ馬鹿な』 君の目の前でベアトーチェはその漆黒の髪を切り裂かれ、肉体に多大なダメージを受けている。 『…驚いたよ、ディゼル。まさか称号能力無しでここまでの力を発揮できるなんてね。 少し君を…甘く見ていたかな』 ディゼル:「やっぱり僕は母さんの姿の人形を斬ることに躊躇ってたみたいだ…。 でも、レストさんの剣が、教えてくれた。僕の覚悟は――今、できた!」 GM(ベアトリーチェ):『へぇ、立派だね、ディゼル…。 だけど、これ以上僕の計画の邪魔はさせないよ』 その発言と同時にベアトリーチェの髪が翼のように再び広がる! 《舞い散る黒き羽》 タイミング:メジャー 対象:射程内の対象全て 射程:100m 消費精神:− 対象の精神力に3D10の実ダメージを与える。 この攻撃により精神力が0となった場合、即座に生命力が0となり【戦闘不能】状態となる。 ただし体力による判定で20以上を出した場合は生命力が1の状態で復活できる。 GM:再びこれを全員に! サクス:ぎゃああああ(笑)スキル使ってMP減ってるのに〜(笑) GM:命中52!ちなみにフェティは余裕であたりました(笑) サクス:4・5であたりまくりんぐ(笑) ディゼル:回避60〜(笑) GM:なんと!さすが覚醒やるな!(笑) では、サクスとフェティには21の精神への実ダメです。フェティの精神は残り42です(笑) サクス:うわい、見事にMPが0に(笑) んと、体力判定を…きたあああああああ!10・10で29! GM:おお!ダブルクリティカル!ではHP1で復活です!(笑) サクス:精神力は0のまま?(笑) GM:うん。0なのぉ(笑) では、ここでフェティのターン。さて、体力と精神。どちらを回復して欲しいですか? ここでPC達の要望によりフェティは癒しの水(HP回復)を行い 二人のHPは10点回復する。 GM:では、ここでターンがサクスさん。 サクス:あい。MPないし、普通に攻撃で命中44! GM:あたりです。 サクス:では異形化こと<変貌の刃>! <変貌の刃> タイミング:ダメージロール直前 対象:自身 射程:− 消費精神:− 貴方が行なうダメージ判定の達成値に+10をする。 ただし、その代償として貴方は即座に生命力を1D10分(ジャッジとして扱いません)消費する。 サクス:9・10・7・8で105点! GM:サクスが放った変貌の一閃。それはベアトリーチェの身体を深く傷つける! 『…くッ、まさか君にそこまでの力があったなんてね。 これはどうやら僕の計算違いだったようだね…』 さすがの事態にベアトリーチェを操るクリストファーもそう焦りの声を出す。 サクス:「俺はこんな人形には興味はない…と言いたいところだが地に伏せて葬ってやらねば 納得がいかないのでな…。安心しろ、すぐにお前自身も滅ぼしてやる」 GM(ベアトリーチェ):『頼もしいね、サクス。けれど、例えこの戦いに勝利したとしても、もう遅いよ。 すでに僕の計画はチェックメイトを決めているんだから、ね』 GM:では、一方、レストと対峙するアルジェント。 アルジェント:さーて、領域が使えないぞっと。 GM:両者が再び戦いを再開しようとした、その瞬間。 両者の耳にある“声”が響いた。 それは戦場に満ちる悪意に満ちた獣の、歌うような声。 「――“白銀の狼(フローズヴィトニル)”――」 その瞬間、世界は凍りついた。 アルジェント:何っ?! GM:君とレスト、二人の足元は絶対零度の氷の結界に覆われる。 それだけではなく君達の身体も瞬時に生まれた氷に包まれ感覚が麻痺する。 「ッ、馬鹿な…この称号は…何故、何故お前がッ!!」 この事態にレストも焦りを隠せない。 サクス:きたー(笑) GM:そしてレストが見つめるその先、君達の方へ悠然と歩いてくる一人の少女の姿が現れる。 ディゼル:うはっ、ここで出るの(笑) アルジェント:「誰だっ…!」 GM(シュトルム):「やぁ、何だか楽しそうな事をやっているね。フフフッ、私も混ぜてよ…」 それは銀の髪を持つ一人の少女。漆黒の服を身に纏う、ともすれば華奢な 可憐な少女とも取れる人物。だが彼女を見た瞬間、多くの者は瞬時に理解するだろう。 目の前の少女は見た目通りの存在(少女)では無いと。 彼女から感じられるのは血と殺戮に対する埋めようのない飢え。 そして、それを肯定するように彼女から漂う血臭と死の香り。 そう、こいつは――血に飢えた獣だと。 アルジェント:「お前…まさか…?!」 脳裏にフラッシュバックするのは過去の光景。幼き日の恐怖。 GM(シュトルム):「久しぶりだね、レスト、それに――アルジェント。 あぁ、やっぱり君は私の想像通りいい男になってるね〜。いいね、すっごくいいよ…」 まるで数年来の恋人に会うように彼女の頬をほのかに欲情し赤く染まる。 だが、その舌なめずりが意味する事はそんな生易しい感情などではない。 「そう…すごく…殺し甲斐がありそうだよ…」 アルジェント:(まずいっ…!) GM:恍惚と狂気が入り交ざった笑みを浮かべシュトルムはその手に白銀の刃を握る。 「一応、君のために自己紹介をしておくね。アルジェント。 私はシュトルム。聖十騎士団第二騎士“白銀の狼(フローズヴィトニル)”の称号を持つ 聖十騎士団最強の三騎士の一人にして追放されし騎士の一人」 言って彼女はもう一つ何かを思い出したように伝える 「…ああ、そうだ。実はクリストファーから君宛に伝言を預かっていたんだ。 一応伝えておくね。『ご苦労様。君がここに来てくれただけで十分だよ。 もう用済みだからレストと一緒に生贄になってくれ』だってさ」 アルジェント:「ちっ…なるほどな…。先手をうたれたか」 GM(シュトルム):「そう言う事だから、せいぜい、いい悲鳴を上げて…死んでね?」 そのシュトルムの発言に対してアルジェントのみならずレストまで 怒りに身を振るわせ剣を握りしめる「…クリストファー…ッ」 サクス:ああ、レスト死亡フラグ…。 GM(シュトルム):「あはははっ!君達ボロボロだね〜! そんな身体じゃあ、私に傷をつけられるかどうかも怪しいね〜! でもいいよ!私は優しいから!君達の足掻きを最後まで見てから…殺してあげるからぁ!」 アルジェント:こっちだって死にそうだわい。 GM:と言う訳で、このターンよりシュトルムも戦闘に参加します! 同時に彼女の称号も発動しています。では改めてセットアップ&行動値! アルジェント:で、称号の効果は? GM:秘密です。現状では明かせません(笑) アルジェント:うーん、まずいなぁ。レストのせいで領域が使えない。 GM:レストはセットアップで<金色の闘気>を使用。一方、シュトルムはこちらを使用! <奇襲攻撃> タイミング:セットアップ 対象:自身 射程:− 消費精神:8 貴方はセットアップ時にメジャーで行動ができる。ただしマイナー行動は行なえない。 またこの特技を使用した際、代償として一切のタイミング:セットアップの特技を使用できない。 アルジェント:うわっ…詰んだか…? GM(シュトルム):「さてと、まずはどっちの肉を裂こうかなぁ〜。 あはは、ランダムでダイスで決めちゃおう〜と♪(ころころ) じゃあ、まずは――レストから行こうかな」 アルジェント:セーフ…。 GM:彼女は剣を握り即座にレストへ攻撃を行う! それに反応し輝きの世界を形成し迎撃体制を行うレストだが。 “ずばあああん!!” シュトルムの一閃は輝きの中にいるレストをやすやすと捕らえ、切り裂く。 「ッ、ぐ…!」 アルジェント:命中判定無しで当たるのか。 GM(シュトルム):「残念〜。私の称号能力は君の称号能力を上回るって知っているよね? 君の輝きの世界も私の凍りつく世界の前じゃ、停止して見えるよ」 シュトルムの一閃はその華奢な腕からは想像できないほどの腕力を秘め その一撃により彼女自身の剣が砕け、砕けた剣の破片はレストの身体を無数に穿つ。 だが彼女は即座に虚空より剣を創生し、再び新たなる武器を手に握る。 では、ここで改めて行動値でレストの行動値54でシュトルム行動値59。 アルジェント:おおっ!8・8で行動値47のフォーチューン。再生法も使用っと。 GM:では、シュトルムから行動。 「さて、と。レストの血は見たし…次は君の血を見せてもらおうかなぁ。アルジェント」 アルジェント:やっぱ来たか。 GM:シュトルムは獣のような俊敏な動きで君のところまで一気に距離を詰める!命中65! アルジェント:うわっ、素の命中で65かよ。もちろん回避はできない。 GM:彼女はダメージロールで<崩壊の刃>そして<暗器殺劇>を使用。 シュトルムの戦闘は己の武器を破壊する事により絶大なダメージを与える戦術。 ディゼル同様に手に持った武器を<崩壊の刃>により二倍にし、破壊する。 また<暗器殺劇>によりサブウェポンの攻撃値も加算し、更にそれを破壊する。 しかし、シュトルムは無数の武器を瞬時に生成する技術をも有しており その為、武器の弾数が尽きる事はまずなかった。 アルジェント:武器使い捨てもいいとこだなコノヤロウ…。 GM:彼女は手に持った銀の刃を砕き、更に虚空より生み出した刃をそれに重ね君へと穿つ。 攻撃70点。 アルジェント:何が来るかわからんし、使っておいた方がいいだろうなぁ。 <砂の盾>を使用。44で26ダメ。 GM(シュトルム):「あははは!あぁ…いいなぁ、君の血、肉の感触! ははは!いいね!いいよぉ!君を殺せば私は至高の快楽を味わえるかも!あははははっ!!」 君を切り裂き笑う、その興奮にかつてない高揚の笑いを見せるシュトルム。 アルジェント:「くっ…何も変わってないなお前は…」 GM(レスト):「シュトルムッ!!!」 しかし、その瞬間、笑うシュトルムの隙をつき背後より一閃を放ったレスト。 だが――“どずんっ!!” 血を流したのはレストだった。 アルジェント:パーフェクトオブアブソリュートゼロとか言うんじゃないだろうな…。 GM(シュトルム):「私の白銀の狩場じゃ…君の刃は届かない。そう言ったはずだよ」 レストの剣は避けられ、シュトルムの手に持った銀のナイフがレストの胸を貫いている。 「…くそ…ッ」 む、ダメージ計算したら地味に減ったな、レスト。 ではお次はアルジェント、どうぞ。 アルジェント:マイナー使えないしなぁ…。 下手に攻撃すると殺されそうなんだよなぁ…。 GM:待機というのも手ではあるね(笑) アルジェント:よし、じゃあメジャーで幸運の欠片使って終了。 相手の能力もわからん上に領域の無い今はこれが最善だわ。 GM:では君のその行動終了と同時に、この場が“ずんっ…”と大きく揺らぎ かつてない振動が起き始める。 アルジェント:うっ、ここで何か来るか。 GM:その振動を感じ取りシュトルムが更なる狂気の笑みを浮かべる。 「どうやら始まったみたいだね…。約束の地への扉が開く瞬間が――」 その言葉と共にシュトルムは再び笑い声を上げる。 アルジェント:(くっ…約束の地だと…?何が起こっている…) 混迷を極める激戦は更なる混沌と狂気を呼び寄せる。 アルジェント:うーん、かなり防戦だったなぁ…。 GM、レストって2ターンで倒さなきゃいけなかったんですか? GM:倒すのは無理とこちらも想定していましたのでシュトルム乱戦によって どう転がるかとか考えてましたね。この戦闘でシュトルムに深手を負わせると後々、楽になります。 無論レストを倒すのもありですけど(笑) アルジェント:さすがに要済みと言われて律儀に倒してやるのもなぁ…。 |