TRPGについて

ここではTRPGについて
簡単な説明を行っております。

TRPGの正式な名称は
テーブルトークロールプレイングゲームと言います。

ゲームに詳しい方なら
RPG(ロールプレイングゲーム)という単語に聞き覚えのある方もおっしゃると思います。

TRPGとは簡単に言ってしまえばテーブルを4,5人ぐらいの
人間が囲んで行うアドリブ劇のようなゲームなのです。

卓上ゲームなどに近いものがありますが
TRPGの持つ魅力は、はっきり言って無限に近いものです。
これははっきりとそう断言できます。

実際にどのような事を行うかというと
メンバーのPL(プレイヤー)は
PC(プレイヤーキャラクター)と呼ばれる存在を創る事から始まります。

PCとはこれからPLが遊ぶためのキャラクターの事をいいます。
これはマンガやゲームなどで言うところの主人公などをいいます。

PLは自分の分身たる
PCを創り、そこからTRPGは始まっていくのです。

そして、もう一つ肝心なものがGM(ゲームマスター)と呼ばれる存在です。
参加者の一人はこのGMと呼ばれる特殊な役割を務めます。
 
GMとはこれからするTRPGのホスト役のようなものです。
これからPL達に物語(シナリオ)を提供し
その中で出てくるキャラクター
味方や敵、ライバルなどを演じていき
PCが今、どういう状況にあるのかや
戦闘などにおけるルールの判定をおこなったりと
TRPGにおける原動力的な役目を持っています。

つまり、GMとは周りの人間を楽しませる重大なポジションを占めているのです。


このようにGMとPLの役割が決定しましたら
さっそくゲームの開始です

TRPGは会話によって物語が進んでいきますゲームです。
GMはあらかじめシナリオを用意しおき
それをPL達に与えていきます。

PL達はそれに対して様々な行動を取って行く
例にするとこんな感じです。

※     ※     ※

GM:では君達が町に入るとすぐにある光景が目に入ります。
それは「ひゃははははっ!!」と叫びながらバイクに乗った数人のモヒカン共が
町で暴れまわっている光景だね。

PL1:バイクって…ファンタジー世界じゃないのか、ここは(笑)

PL2:それよりもあのモヒカン共、どうする?

PL3:そりゃ決まってるだろう。
町の害となっている奴らは消す、正義の名の下に。

GM:(恐ろしいな、こいつ)じゃあ、そうやってると君達の方にモヒカン共が
特攻してくるね。「ひゃはははは!兄貴!あいつらもやっちゃいましょうぜ〜!」

PL1:消えろ、雑魚共!
これがあのトロールを一撃で粉砕したPL2アタッ――クッ!!

PL2:何で私だぁぁぁぁ〜〜………!←飛んでいった)

GM:では向かってきたPL2をあっさり片手ではじきます。べしっ!!

PL2:ひでぶぅッ?!

PL1:ああ!あいつら強ぇ?!(笑)

GM:まぁここら辺は演出です(笑)
では戦闘にいきましょうか!

※     ※     ※


と、このような感じで話しが進んでいきます
つまり、会話による空想の物語を繋げていく感じです。

さて、ですがこれだけではTRPGは
ただの会話だけのゲームになってきます
それだけでは面白くありません。

そこで、TRPGはサイコロを取り入れているのです
戦闘などが会話だけで終わったら悲しいですからね(笑)。

敵と戦う以上、やはりゲーム的な緊迫感が要求されます。
そこで戦闘などの際、GMとPLはサイコロを使用するのです。

と言っても、ただたんの振り合いなどでありません。
TRPGにはそのゲーム専用のキャラクターシートと呼ばれるものがあります。

これはPLが扱っているPCの能力をそのまま数値であらわすものです。
このシートに書かれた能力値やそのTRPGでのルール、
それらをもとにサイコロを振り合い
その勝敗を決めていくのです。

このように会話や創造
時にはサイコロやレシートなど
様々なものを使ってゲームを行います。
これがTRPGです。

TRPGの楽しさを伝えるには
管理人の文章ではまだまだ未熟と存じますが
少しでもTRPGの面白さや魅力が伝われば良いと思っております。

またTRPGにおける用語や単語などについても簡単に説明させて頂きます。
もしよろしければ、一目確認して頂けるとTRPGの際の単語なども分かりやすくなるかと思われます。


◆ PL(プレイヤー) ◆
いわゆるゲームのキャラクターを動かすプレイヤーさんの事です。
基本的にプレイヤーさんが扱うキャラクターの事をPC(プレイヤーキャラクター)と呼び
PLさんはこのPCを使いGM(ゲームマスター)が用意したシナリオや敵に挑んでいきます。

◆ GM(ゲームマスター) ◆
ゲームを進行させる役を持った人物。
シナリオそのものを創り提供していく、言ってしまえばゲーム機やソフト本体の役割を持った人物。
一人のGMと複数のPLさえ存在すればTRPGは進行が出来ます。

◆ NPC(ノンプレイヤーキャラクター) ◆
GMが扱うシナリオ中に登場する様々なキャラクターでありモブ。
街を歩く一般人。PCの邪魔をしてくるモンスター。シナリオ最後に待ち受ける大ボス。
と言ったようにゲーム中に登場するGMが操る様々なキャラクター達の総称を
こうしたNPC(ノンプレイヤーキャラクター)と言います

◆ 判定 ◆
物語中に敵と遭遇した際に、その敵に対して攻撃を当てられたか?
敵からの攻撃を回避できたか?そうした結果を判定する行為。
基本的にTRPGではダイスを使ってこの判定行為を行う為。
出目がよければ判定は成功し、逆に出目が悪ければ失敗する事も多い。

◆ 達成値 ◆
判定を行った際、その判定の合計を達成値と呼ぶ。
例えば、敵に攻撃を当たられるかという命中判定では
命中値を使った判定を行い、そこにダイス目の値を合計するわけだが
その合計値が達成値となる。
PCの達成値とGMの達成値を競い、どちらがより上を行くかによって
あらゆる状況での判定の正否が決まっていく。

◆ クリティカル ◆
判定の際に稀に起きるとてもいい現象。
ダイス判定の際、このクリティカルがおきると判定そのものが成功したり
攻撃の威力が増加したりとPCに取って嬉しい出来事が起きる。
よくある家庭用ゲームでのクリティカルと異なり攻撃時だけに起こらず
TRPGの際にはあらゆる判定でこのクリティカルが起きるので
これ発生する度に判定の達成値が上昇していく。

それではここでのTRPGの説明は終わらせていただきます。
これを読んでいただいた方にTRPGの事が少しでも伝わればと想いをのせて。


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